小熊慎司の発言 (外務委員会)
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○小熊委員 次に、カンボジアとの外交ですけれども、おととい、私、旧救国党の国会議員であったムー・ソクアさんとお会いして、懇談をさせていただきました。また、カンボジアでは有名なインフルエンサーのワン・レアケナーさんも同席して、いろいろお話を聞きました。
これはずっと長い取組にはなっていますが、日本の果たすべき役割が、中国に対してなのか何なのか、ちょっと遠慮しがちなところがあります。でも、戦後、日本が戦争で敗れた後、日本が比較的リーダーシップを取ってカンボジアの和平に寄与した形になっていますし、その後の地雷撤去など、また人道的支援、また警察官が派遣されて亡くなったりという、まさに血も流しているところで、かなり努力をしてきたんですが、最近の日本外交におけるこのカンボジアへの取組というのは、少々、残念ながら一歩腰の引けたものになってきています。
日本がリーダーシップを発揮した一九九一年のパリ和平協定では、人権及び基本的自由がカンボジアで尊重され、遵守されることを促進し、奨励することを約束すると定められているんですけれども、現状では、親子二代にわたっているフン一族の支配の下で、日本も、不正選挙だけれども、選挙監視団を出すと、不正なのに正しい選挙だったということで担保されちゃうということで、逆に選挙監視団も出さないぐらいの選挙になっちゃっているわけです。こういった中で、民主主義というものがカンボジアで崩壊をしていますし、著しい人権侵害も横行しているわけであります。
日本がリーダーシップを発揮したこのパリ和平協定、この約束をどう今後履行していくのか、実行していくのか、大筋をお伺いいたします。