小山展弘の発言 (経済産業委員会)
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○小山(展)委員 キロワットアワーでいうと、八千四百二十億キロワットアワーというような試算も出ているようでございます。また、国のエネルギー基本計画によれば、二〇四〇年には、九千億キロワットアワーから一兆一千億キロワットアワーという見込みも出ております。
ただ、これは、AIが更に進化をして、AGI、汎用人工知能の開発競争が二〇二七年ぐらいから始まるんじゃないか、こういう見立てもありまして、このAGI、汎用人工知能には十ギガワット、約一千万キロワットの電力が必要ということになりますと、大体、原子力発電、平均的に一基百万キロワットと仮定すれば、十基分に相当する電力が必要になるんじゃないか、これはトレーニングだけでですね。こういったAI、あるいはデータセンター、あるいはAGIといったものの発展によっては、電力需要は見込みを上回る可能性もあろうかと思っております。
こういった電力需要の増大の可能性に対して、地熱発電による電力供給が期待をされております。IEA、国際エネルギー機関は、地熱発電の潜在的な資源が活用されれば、世界全体で現在の一千倍の電力供給が可能ではないかと。
また、元経産省にいらっしゃった日本アイパルス社長の片瀬裕文氏は、講演の中で、現在の地熱発電、稼働中の設備容量は五十一万キロワットであるが、日本の潜在的な地熱発電の資源は二千三百四十七万キロワットぐらいあると推測されていて、世界第三位の潜在的資源量と話しております。また、この利用についても、現在は三キロメートルの深度の掘削の話であって、この日本アイパルスさんの多少御紹介もあるのかもしれませんが、最新技術ですと八キロぐらいまでの深度の掘削ができると。
そうなりますと、地熱増産システムと言われるEGS技術を使用する場合には、何と、日本で、国内で原発千五百基分の電力供給を賄える可能性があるとのことであります。現在の三キロ程度の浅く確度の高い地点に限っても、三十八ギガワット、三千八百万キロワット、これは原発三十八基分ですね、発電資源があるとも推測もされております。こういった掘削技術の進歩、地熱発電の技術の進歩によって、非常にこの地熱発電の可能性が広がる。
石破総理も、私は個人的には、いろいろあっても石橋湛山議連の仲間でもありますし、頑張っていただきたいという気持ちもありますけれども、この地熱発電のことも触れていらっしゃって、非常に可能性が広がるということも考えられると思いますが、経産省は、今後、地熱発電による電力供給の可能性についてどのように認識されていらっしゃいますでしょうか。