田中邦裕の発言 (経済産業委員会)
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○田中参考人 御質問ありがとうございます。
おっしゃいますとおり、やはり技術に偏重しているというのが高専の課題でありましたけれども、神山まるごと高専のように、デザインとテクノロジー、それとアントレプレナーシップ、この三つの要素を兼ね備えることによって、専門性を持ったゼネラリストをつくる重要性というのを感じております。
実は、国立高専機構においても、私、運営委員をさせていただいて七年になるんですが、アントレプレナーシップ教育というのを組み込みました。一昨年に国の予算をお認めいただきまして、五十七の高専に、全国、国立、私立、公立の高専に一億円ずつのアントレプレナーシップラボをつくるためのお金というのを、予算をお認めいただきまして、実はアントレプレナーシップが非常に上がっているという状況があります。
神山まるごと高専の現状でいいますと、テクノロジー以外にデザインができるということで入ってくる学生が多いことによって、実は男女比が全くもって半々になった。これは全然コントロールをしていないんですが、四月の入学生は二十二人、二十二人で男女が分かれています。どうしてもテクノロジーだけになってしまうと男性が多くなってしまうんですが、STEAM教育ということで考えると、デザインの要素を入れることによって女性の活躍というのが広がってきます。
ですので、これから、高専人材の多様化、そして重層的な人材教育ということを考えますと、いかにダイバーシティーを維持しつつも、しかしながら偏差値の高い中学三年生をいかに大量に集めて、そして入試競争に巻き込まれない五年間を過ごさせるか、これは国の人材育成としても非常に重要だと思っていますので、そういった観点でこれからもアントレプレナーシップ、そしてダイバーシティーを推進していきたいというふうに思っております。
ありがとうございます。