山井和則の発言 (厚生労働委員会)
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○山井委員 分かりました。
ただ、大事なことなので言いたいですけれども、ここの配付資料の二ページにありますように、今回、厚生年金と基礎年金の調整期間の一致というのは、簡単にここのグラフにありますように、1の厚生年金の部分十五兆円、そして将来世代の底上げ十五兆円、ここは数字は入っていないですけれども、これは十五兆円ですので。つまり、厚生年金から基礎年金の財政調整期間の一致ということですので、繰り返し言いますけれども、厚生年金の人も基礎年金が減っているわけですから、別に損するわけじゃないんですよ。
そういう意味では、ここの減額が先送りになれば、ストレートに言いますと、将来的な底上げの面積が減るわけですから、低年金者の底上げの幅が少し小さくなるということは指摘しておきたいと思います。だから反対と言っているんじゃないんですよ。ただ、やはり、誰かの痛みが和らいだら、誰かの助かる部分が縮小する、年金というのはこういうことになっているわけですね。
そこで、私、一番心配していますのは、特に若い世代。年金に入っても意味ないんじゃないかとか、損だとか、いろいろな不安の声がありますので、今回、公的年金シミュレーターによる受取年金総額の試算というのを厚生労働省のホームページの資料を基にやってみた結果、若年層、若者でも年金は支払いより受取が上回るというふうに、私たちが山井事務所で計算した結果、出てまいりました。
要は、分かりやすい下の国民年金からいきますと、一万七千円を四十年間払うと八百十六万、それに対して七十四歳まで生きると八百三十万ですけれども、八十四歳まで生きると千六百六十万円、年金給付で返ってくる。ある意味で、国庫負担が入っているから当たり前といえば当たり前なんですけれども、このこと自体、御存じない方も多いのでね。それと、厚生年金に関しては、千四百十二万円保険料で払っていくと、八十四歳まで生きると三千百四十万円、七十四歳まででも千五百七十万円で、元が取れる。
年金というのは損得で言いたくないんですけれども、福岡大臣に御確認いただきたいのは、若い世代の方々が、年金保険料を払うのはあほらしいとか、損するんじゃないかという声があるんですけれども、やはりこういうシミュレーターによると、若年層でも年金は支払いより受取額が上回るという傾向にあるのではないかと思うんですけれども、このことについていかがでしょうか。