八幡愛の発言 (厚生労働委員会)

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○八幡委員 れいわ新選組の八幡愛です。
 労働施策総合推進法の改正審議が終局を迎えるということで、今日も質問させていただくんですが、今回の改正案では、今日的な課題であるカスタマーハラスメント、就活時のセクハラ対策などについて強化される点は重要であると考えますし、本法案改正に当たっても、女性活躍の推進のために、男女間の賃金格差についてなど、これまで私、委員会で質問させていただきました。
 一方で、LGBTQ当事者へのハラスメントや最近少しずつ浸透してきましたSOGIハラなどへの対策強化については、はっきりと書かれていないと感じます。SOGIというのは性的指向や性自認のことで、職場での望まぬ暴露、いわゆるアウティングなどについて、SOGIハラスメントも、カスハラと同様に、令和二年、厚労省の公示第五号でパワハラと認定されています。雇用管理上の措置の対象になって、プライバシー保護を講ずることがSOGIハラ対策に当たりますが、今回、残念ながら明文化はされていません。
 また、昨年十一月にフリーランス新法が施行されていますが、フリーランス新法自体にハラスメント対策などを盛り込んでいるということは理解しているんですけれども、これらについての強化も今回の法改正では明文化されておりません。
 私の知人や友人はフリーランスの芸能関係者やアニメや漫画制作などに携わるクリエーターが多いんですけれども、フリーランス新法ができても、まだまだ現場ではむちゃな発注があったり、例えばキャンセルフィーが支払われていないなどの問題も起きておりまして、フリーランスという立場の弱さがなかなか改善されておりません。
 フリーランスも、LGBTQ当事者への差別も、SOGIハラも、法律に明文化されることによって事業者による取組がより一層推進して、労働者保護がされ、社会全体としていかなるハラスメントも許されるものではないということがより明確になっていくと思うんですけれども、今回の改正案を御覧になったLGBTQ当事者の方やフリーランスの方などは、ハラスメント対策から自分たちの存在が忘れられてしまっているんじゃないかなと感じたのではないでしょうか。
 そこで、大臣にお伺いいたします。
 今回、性的マイノリティー当事者やフリーランスへのハラスメント対策が改正法案では明確に強化されていなかった点、措置義務が入らなかったことについて、厚生労働大臣として何を思いますか。お願いします。

発言情報

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発言者: 八幡愛

speaker_id: 3964

日付: 2025-05-16

院: 衆議院

会議名: 厚生労働委員会