石井智恵の発言 (内閣委員会)
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○石井委員 国民民主党・無所属クラブの石井智恵です。
まずは、先日開幕をしました大阪・関西万博を議題としまして、大規模イベントにおけるAI活用という観点からお伺いをしたいと思います。
四月十二日の開会式、私も出席をさせていただきました。大臣も参加されたということでありますが、本当にすばらしい演出でありました。
さらに、翌日の開幕初日も、万博の状況を視察するために、一般の来場者の方と同じように、九時の予約チケットを事前に購入をしまして、会場に行きました。実際に自分が行かないと分からないんじゃないかなというふうに思いまして、実際に行ってまいりました。
私は、大阪・関西万博は、特に、これからのデジタル化や、またAIの活用が更に加速していくというふうに期待はしております。しかしながら、実際に初日に会場に行きますと、特に運用面などで多く課題がありまして、大規模イベントにおける日本のデジタル化の遅れを露呈することになってしまったのではないかというふうに思っております。早急に対策を講じていかなければならないというふうに思いまして、今回議題として掲げさせていただきました。
まずは、開幕初日の会場の状況でありますが、当日は、大阪メトロの地下鉄に私も乗りまして夢洲駅まで行きましたが、報道でありましたとおり、駅に降りると、駅の中は大混雑でありました。東ゲート前にはもう既に長蛇の列で、ゲート入口が見えない状況でありまして、並んでいる方々は私と同じ九時の予約でありましたけれども、皆さん、本当に九時に入れるのかということを心配されておられました。
そういった中で、アナウンスもほとんどなかった中で、雨の中ずっと待っているという状況で、入場に長時間かかった方もおられました。入口では、やはりネットがつながらないということでQRコードが表示できないという方の声もお聞きをいたしました。
また、大雨が降っておりましたので、かなり皆さんずぶぬれになっておりまして、退場も早くされた方も多くいらっしゃって、十四時にはゲートの前はかなりの混雑で、しかしながら、ゲートの数が、一本しか出られないということで、本当に混雑をされていまして、高齢者の方や小さなお子さんを連れた方は本当に大変だったのではないかなというふうに思っております。
また、会場内ではスマートフォンの充電をする場所がなくて、実際、会場の一番端っこにあるモバイルバッテリーを購入するショップに行って購入しなければならないということでありまして、やはりスマートフォンが必須のこの万博において、会場で充電ができないというのは非常に致命的ではないかなというふうに思いました。
デジタル化というのは、今、日本でも進めておりますけれども、やはり国民はまだそこについていけていないということであります。そういった中でのデジタルの運営にはやはり限界もありますので、アナウンスなどを効率的に行って、また誘導するサポートも必要だというふうに感じました。
長蛇の列ができていたということから、並ばない万博というのは、やはりほど遠い状況であったなというふうな感想を持っております。
JRの東海では、万博期間中、新大阪駅において、混雑対策のためにAIを活用していくということで、過去の駅データから改札ごとの人流を予測して、駅員を効率的に配置をしていって雑踏事故を防ぐというようなことをやっていくという報道がなされております。
AIを活用して混雑管理というのは既に可能な状況でありまして、例えば、ドローンや、またIoTセンサーを活用して、AIが会場の中の人流をリアルタイムに分析をして、そして出口を追加をしたりとか、混雑を解消するということはもう既にできますし、また、AIチャットボットで、二十四時間体制で来場者の方の質問に、リアルタイムでトラブルに対応するということももう既に可能だというふうに思います。また、緊急時の異常検知システムというものを使って、例えば、群衆の異常な動きや叫び声を検知して、すぐにスタッフにアラートを送信するということはもう既に可能になっております。
こうやってAIを活用して運営していくことによって、効率的に人の流れを管理をして、並ばずにイベントを楽しむということにつなげていくことで、この恩恵を国民が実感することで、やはりAIは本当にすごいな、AIを推進していくべきだということにつながっていくのではないかというふうに思います。
政府として、今回の万博の混雑をどのように受け止めて、改善していかれるのか、また、AIの活用も含めて、現時点での対応を教えていただけますでしょうか。