江藤拓の発言 (農林水産委員会)
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○江藤国務大臣 大変興味深く聞かせていただきました。
千八百五十というのを、ぎりぎりの数字、そして、ぎりぎりという数字は、最低という言葉を審議官も使いました。そして、平時という言葉を使いました。ということは、その裏側があるわけですよ。
直接我々が国家的な危機をあおるようなことを言うことは適切ではありませんから、余り有事という言葉は使いたくありませんが、しかし、委員がおっしゃるように、有事の際にいかに国民の生命と財産を守るかということは、政治家としては考えなきゃいけない大変基本的な部分だと思います。
確かに、生きる、飢えないということを考えたら、米が有効であることは間違いないと思います。ですから、今回の米の高騰だけではなくて、これから日本の安全保障を確立する上でも、バッファーとして有効である米の輸出を三十五万トン、これも様々な御意見があります。本当にそんなことができるのかという批判的な御意見もあれば、様々ありますが、しかし、今回、昨年で十八万トン、米の作付、生産量は増えました。そして、今年も多分十九万ぐらい増えるんじゃないかと言われています。ということは、米は、増産しようと思ったら、もちろん種もみがないとできませんけれども、しかし、生産余力としてはあるし、やはり作りやすいということは間違いない事実だと思います。
ですが、国民の多様な要望に応えていくことも国家の一つの命題でありますし、食料自給率を上げる上では、輸入依存度の高いものについては国産でできるものはやっていくんだということも正しい政策でありますので、そこは、どうバランスを取っていくのか。有事のことを常に考えながら食料生産をやるのか、それとも、やはり食料自給率、そして海外依存度の低下を目指した農政の方向性でやるのか、非常に悩ましいところでありますが、両方同時に考えなければならない命題だというふうに思います。