野田佳彦の発言 (予算委員会)
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○野田(佳)委員 立憲民主党の野田佳彦です。
総理、よろしくお願いをいたします。
政府の元々の方針としては、今年の八月から三回に分けて高額療養費の自己負担の上限の引上げをしていくという方針でございました。でも、患者団体の皆さんの強い反発、白紙に戻すように、一旦立ち止まって考えるようにという御要請があって、ようやく白紙撤回に至ったということでありますけれども、これも、あくまで、やはり患者団体の皆さんの危機感といいますか、その後の熱意ある行動というのは目をみはるべきものがありました。それが野党を動かし、与党を動かし、最後は政府を動かしたんだろうと思います。
我々もその後押しをするための論陣を張ってきましたけれども、結果的には白紙撤回まで来たということについて、お役に立てたとするならば少し安堵するところもありますが、ただ、結果的にはそうなりましたけれども、私は、石破政権の姿勢というのは、余りにも二転三転感があり過ぎたと思っています。
一回目の修正が二月十四日でございましたね。これは一部修正でございました。長きにわたって治療を要するような人たちのための負担の調整をするための修正でございました。
そして二回目が、ちょうど私が予算委員会の集中審議でこのテーマを取り上げさせていただきまして、八月からの引上げも含めて白紙撤回をするように申し上げましたけれども、これは定率改定であるから、ここだけはどうしても実現をさせてほしいということで、頑として受け付けなかったのが総理のお立場でございました。過ちを改むるにはばかることなかれと申し上げましたけれども、ここはかたくなに、二回目、三回目からは見直すけれども、一回目だけはどうしても引き上げさせてほしいという、この姿勢は変わらなかったんですね。
その結果、三月四日の予算の修正がありましたけれども、その後、参議院に行って、参議院に入って審議が三日目にして、今度、三回目の修正をすることになりました。
私は、状況の変化はなかったんだろうと思います。大きな変化、定率改定の必要性を説いていた状況は変わっていなかった。心境の変化だけ、変わったんですね、心境の変化。四日から七日、僅か三日間です。
それは、患者団体の皆さんとお会いをしたからということが多分一番の原因と、先ほどの御説明ではありましたけれども、患者団体と接した厚労省とのやり取りというのは、ずっと報告が入ってきたはずです。
にもかかわらず、心境の変化があったとするならば、それは、選挙を前にした自民党、公明党からも、公然とその見直しが、予算委員会の中で、参議院の予算委員会で出てきたからということが大きかったんじゃないんでしょうかと私には思えるんですけれども、二〇二五年度当初予算を再修正するという方針を固めた理由というのを、改めて端的に御教示をいただきたいと思います。