伊吹英明の発言 (予算委員会第七分科会)
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○伊吹政府参考人 お答え申し上げます。
我が国の繊維産業、尾州、一宮産地を始めとする各地に形成された繊維産地が中心となって、高品質かつ風合いや肌触りがよい生地を製造することで、国内外から高く評価をされてきたというふうに承知をしています。
一方、先生から御指摘あったように、近年の繊維産業は、国内生産量が減少をしてございまして、その中で、事業者、従業員、減少傾向にございます。特に、撚糸、染色工程を中心に、高齢化、人材不足、こういったことで事業の継続が非常に難しくなるということも発生していますし、安価な海外製品に対する国内製品の競争力の低下の影響を受けて、製造工程におけるサプライチェーンが毀損する、そういうリスクがあるというふうに認識をしてございます。
このような状況を受けまして、経済産業省では、昨年の十月から繊維産地におけるサプライチェーン強靱化に向けた対応検討会というのを立ち上げてございます。この中で、事業継続、人材確保、それから、産地の価値向上の方策を含めた、産地の製造業者の支援、サプライチェーン強靱化を図るため、産地の中核となる企業のスケールアップ、それから海外市場を含めた販路開拓に対する対応策を検討しているところでございます。尾州産地からも一人、経営者の方に御参画をいただいているところでございます。
引き続き、業界の皆様、産地の中小企業の事業者を含む様々な関係者の意見を聞きつつ、中小企業支援施策等の様々な支援に加えて、我が国の繊維産業の競争力強化に向けてどのようなことができるか、引き続きよく検討してまいりたいというふうに考えてございます。