2025-05-22
衆議院
福和伸夫
東日本大震災復興・防災・災害対策に関する特別委員会
福和伸夫の発言 (東日本大震災復興・防災・災害対策に関する特別委員会)
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○福和参考人 地震保険はある種の互助であるというふうに考えると、あらゆる人が地震保険に加入する制度設計というのは非常に重要であるというふうに思います。ただ一方で、地震保険に入っていれば大丈夫であるというわけではなくて、今は地震保険は基本的に火災保険の半額で、これも満額を保障するわけではなくて、再建を促すという立場であるということが一つ大事なことだと思います。
それから、先ほども少し申し上げましたけれども、地震保険に入っていたとしても、お金はもらえても実は再建ができないんです、大きな災害では。それは、先ほどの議論にもありましたけれども、実は建設業がそんなに力がないんです、それから資材もないんです。ですから、お金をもらったから解決する問題ではなくて、我々が持っている、民間も含めた力の中で対応できるところまで被害を減らすという努力をしない限り、地震保険でお金は出たとしても非常に厳しい。
特に、インフレが起きがちである。今の能登の状況というのは、残念ながら、価格が高騰しているところは、人もいない、資機材もないということもあるわけですから、できる限り地震保険には期待したいものの、これはみんなで入っていることが望ましいものの、私としては、地震が起きた後のことを考えることは、今の災害については大事ですけれども、これから起きる災害については、起きた後のことを考えるよりは起きる前にやらなくてはいけないことを議論するということを考えたいなというふうに感じております。
ですから、制度設計という意味では、地震保険の制度設計の在り方を事前に考えておくということも事前準備としては十分に大事なことだと思っています。
以上です。