2025-05-30
衆議院
尾崎正直
東日本大震災復興・防災・災害対策に関する特別委員会
尾崎正直の発言 (東日本大震災復興・防災・災害対策に関する特別委員会)
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○尾崎委員 どうも、衆議院高知二区の尾崎正直でございます。
本日は、質問の機会をいただきまして、誠にどうもありがとうございます。
私からは、南海トラフ地震対策についてお伺いをしたいと思います。
この委員会でも何度も取り上げられていますが、この三月末に、南海トラフ地震について新たな想定が示されました。
これによりますと、想定死者数は最悪の場合で約二十九・八万人と、これまでの三十三・二万人よりは減少いたしておりますが、引き続き極めて厳しい水準であります。これは、早期避難率を二〇%と設定した場合ということでもあり、また、浸水範囲が前回より三割増えているとか、高齢化を反映して避難速度をより遅めに設定したとか、そういうことも背景としているかと思いますが、いずれにしても、対策の強化が求められるということかと思います。
ただ、もう一つ注目すべきことがあると思います。これは、いわゆる災害関連死についての想定ということであります。最悪の場合は約五・二万人に至るとされていますが、これは、想定負傷者数が前回は約六十二万人とされたものが九十五万人に、避難者数も九百五十万人から千二百三十万人に増加をしている、極めて厳しい水準にあることがその背景にあるものと考えられるところであります。
全ての施策を漫然と一律で横並びで進めるのではなくて、死者数を減らすための対策に重点的に取り組むべきだと思います。新たに国が作ります南海トラフ地震防災対策推進基本計画や、都道府県、市町村等が作ります同防災対策推進計画においては、まずは、直接死、関連死を減らす対策に重点を置くべきだと思います。例えば、死者数を大幅に減らすために必要な重点施策を定めて、今後十年で確実にそれをやり切るというような形で、めり張りを利かせた対応が必要かと思いますが、この点について、大臣の御見解をお伺いいたします。