広田一の発言 (外交防衛委員会)

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○広田一君 各委員の皆様方には資料をお配りさせていただいておりますけれども、岩屋大臣、その、何というか、これ、近隣諸国などの個々の体制について形容したものではないというのは、この答弁からなかなか導き出すのは、私は不可能だというふうに思うんですよね。これ誰が読んでも無理筋の話でございまして、これはもう黒を白と言うふうな類いの話になってしまうというふうに思います。ですから、岩屋大臣のそのちょっと理解というのは、これ客観的にちょっと多くの皆さんから理解されないんじゃないかなというふうに思うわけでございますが、ただ、この点についてこれ以上やり取りをしても結果的には見解の相違というふうになってしまうというふうに思いますので、それはそれで余り建設的なことではないというふうに考える次第でございますので。
 ただ、その上で、ちょっと確認をさせていただきたいのは、あのトランプ大統領も、かつてゼレンスキー大統領のことを独裁者というふうに呼んでおりましたが、この前のインタビューでは、そんなことは軽々しくは使わないというふうに軌道修正もしているわけであります。
 事ほどさように、専制独裁国家という言い方は、一般的な理解としては、その国に対して極めて否定的、また敵対的な言い方であります。岩屋大臣もこの十二月十九日の当委員会において、近隣諸国などの個々の体制について決め付けているような形容をするのは、外務大臣の立場としては控えたいというふうに御答弁をされております。
 そういうふうなことを踏まえたら、やはり中国、ロシア、北朝鮮とは様々な課題がありますけれども、大臣所信の方にあったように、それぞれ、それを踏まえつつも一つ一つ課題等を解決をしていかないといけない、つまり、まあ半永久に変えられない隣人でありますので、そういった周辺諸国に対しては粘り強くリアリズムを持って交渉していかなければならないというふうに思います。
 そういう意味で、私は、まあ持論とはいえ、日本国総理大臣が中国、ロシア、北朝鮮を専制独裁国家というふうに呼ぶ、もちろん、これについてはそうだというふうな方が一定いらっしゃるということは私も理解するんですけれども、ただ、それは、まあ、そうは言いながらも、外交上、私は有益、得策ではないというふうに考えますので、議事録は訂正される気はないというふうに理解しましたから、そうであるのならば、私も若干譲りまして、少なくとも石破総理在任中は、岩屋大臣がおっしゃるように、近隣諸国などの個々の体制については決め付けるような形容をするのは控えるべきだと石破総理に御助言をされたらどうでしょうか。

発言情報

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発言者: 広田一

speaker_id: 22020

日付: 2025-03-24

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会