柳ヶ瀬裕文の発言 (外交防衛委員会)
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○柳ヶ瀬裕文君 ありがとうございます。これ、是非慎重に対応をお願い申し上げたいというふうに思います。
今おっしゃった協定の主要な要素の一つであるパンデミックワクチン等の開発に必要な病原体へのアクセスについて、これは引き続き行われる附属書の交渉ということでありますけれども、私はこれ極めて重要なものだというふうに考えておりますので、これしっかり取り組んでいただきたいというふうに思いますが、これしっかり取り組むといってもなかなかもうイメージしにくいというふうに思いますので、これアメリカでの動きなんですが、トランプ大統領は、五月五日に署名した大統領令で、国外で行われる機能獲得研究への資金提供を停止をしました。条約によらず、国内で対応すべきことを先んじて対応したものと見ることができると思います。
これ、大統領令における規制対象は、病原性を高めたり伝染性を高めたりすることで疾病を引き起こす可能性のある感染性病原体又は毒素に関する科学的研究とのことであります。こういう研究を機能獲得研究ということでありますが、この機能獲得研究については、筑波大学の掛谷准教授を始めとして、極めて危険な研究なのではないかという警鐘が鳴らされてきました。現代のウイルス学をもってすれば、例えばあの新型コロナウイルス、私、いろんなウイルス学者の皆さんとお話をして、これを作ることができますかと聞いたならば、それはできるよということでありました。つまり、人工的にあのレベルのものであれば作ることはできるということであります。
この五月十六日の赤澤大臣の会見では、パンデミックを引き起こし得るこの機能獲得研究につきまして網羅的に把握する仕組みはないと、これに特化した規制もないということでありました。事故によるパンデミックにつながるようなこの機能獲得研究を管理することの必要性、これについてどのような認識をお持ちなのか、お伺いしたいと思います。