福山哲郎の発言 (外交防衛委員会)
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○福山哲郎君 その説明はよく分かるんですけれども、逆に言うと、さっき申し上げたとおりです。それは、USAIDもPEPFARも動いているときのプレッジです。今は本当にそこが動かなくなって、世界中で実は薬が届かない、多くの方々が本当に死に直面をしています。
二〇二五年の今年度の当初予算は、実は、済みません、たった七・六億円しか予算措置されていないんです。七・六億円ですよ、これドルでいうと四百四十二万ドルと六十六万ドルなんです。
これ、僕の気持ちとしてはですよ、こういったもので、人の生死に関わっているから、こういったものと日本の、何というんですかね、物価高対策も含めて、予備費を使ってでも世界中の今これ死に直面している人たちを助けるんだといって、これグローバルファンド、当初予算でこれ七・六億しか入っていない。補正組む、補正で入れるというんでしょうけど、補正は今年の秋どうなるか全く分からない。そしたら、アメリカがどんどんどんどん援助を減らしている、解体している。日本は、まだ今年、今期、七・六億円しか拠出していません。これ、補正も先々見えない。さっき大臣が言われた、何とか責任を果たしていきたいと思うと、アメリカの肩代わりはできないけど日本のできることはやっていきたいとおっしゃったけど、これ本当に見通しどうなるんですか。足下のお金が全く足りない。僕は、日本の物価高対策をやらなくてもうこっちへ回せと言っているのではない。日本の国際的な約束をしている協力について、これは本当に世界中が求めている。そのことに対して、例えば石破内閣が予備費を使ってでもまずは援助機関にお金を出すというような決意がやっぱりある種の国際的なメッセージになるし、アメリカに対してもある種の牽制になるのではないかと僕は思うんですね。EUに対してもそのことで、国際機関、保健機構に対する援助を出せというEUに対する呼び水にもなる。そういうリーダーシップは、日本は十分に果たせる実績と信頼がある。
緒方貞子さんを始め人間の安全保障をうたってきたこの国だからこそ、僕はさっき戦争のことを悲惨だと言いましたけど、戦争以外の分野でも今命を失おうとしている人がたくさんいると、そこにどうか思いをはせて、グローバルファンドを始めとしてこういったものに対する拠出を検討いただけませんでしょうか。