室谷悠子の発言 (環境委員会)
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○参考人(室谷悠子君) 四国のツキノワグマについては、元々はもっと広い範囲、愛媛県の方にもいたとされているんですけれども、今、最後に残った生息地が高知、徳島県の県境の標高千メートルに近いような一帯というふうにされています。ツキノワグマについては、捕獲禁止になってからもう数十年が経過しているんですけれども、数が増えないということになっていて、その背景として、四国は人工林率が六割を超えていて、かなり人工林が進んでいて、もう生息地がそもそも十分ではないというような関係にあります。
むしろ、ツキノワグマの保護政策としては、生息できる環境を増やしていこうというような、そういうことがある中で、今ある風力発電は、ツキノワグマが確認された、生息が確認された時期に掛かっているというようなものでしたけれども、もうもっと真ん中の方に計画をされた事業は中止になりましたけれども、風力発電施設もあって。この図を見ると、ただでさえ狭められていて、もっと大きな範囲で保護をしていかないといけない地域に大きな開発が掛かっているというようなことになると思います。
風力発電を建てると大きな道を造るので、熊をかえって里へ押し出すというような、そういうことも起こってくると思います。動物も道ができれば道を使って里に下りてくるということになるので、そういう悪影響もあると思います。