挽文子の発言 (議院運営委員会)
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○参考人(挽文子君) 政策や事業を進める立場の者がその内容を国民の皆様に分かりやすく説明する方法についての御質問と認識してお答えいたします。
私は、長年研究活動に従事してまいりましたが、研究発表を行う際には、まず最初に当該研究を行うことにした問題意識と意義について丁寧に説明することを意識してまいりました。
特に、フィールドリサーチという方法を用いた経験的な研究に力を入れて取り組んでまいりましたので、研究対象となる様々な企業、非営利組織の経理部門や事業部門などに所属する方々にヒアリングするほか、時には職員の方々が利用する食堂にも赴いて多くの対話を交わすことで、様々な視点から状況の把握に努めてまいりました。
そして、取りまとめた研究成果については、現地、現物、現実のリアルな情報をありのままに、それに加えて自らの解釈を交えて報告するようにしておりました。その際、発表を聞いている方々との双方向のやり取りも重視しておりまして、特に関連する専門家がおられれば発言を求めるなど、その場にいる全員の理解が深まるように努めてまいりました。
会計検査院においても、検査の結果に関する情報を国民の皆様に分かりやすく伝え、国民の皆様に知っていただく、このことは重要な使命の一つであると認識しており、近年は、検査報告でも図表を積極的に活用するほか、報道に携わる方々の意見も取り入れて、案件説明用の分かりやすいスライドを作成するなどの工夫をしているところです。
御質問に対する直接のお答えとはなっていないかもしれませんが、私の研究者としての工夫及び会計検査院における近年の工夫を説明させていただきました。