議院運営委員会
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会
会議録情報#0
令和七年二月四日(火曜日)
午前九時三十分開会
─────────────
委員の異動
一月三十日
辞任 補欠選任
猪口 邦子君 山本 啓介君
─────────────
出席者は左のとおり。
委員長 牧野たかお君
理 事
こやり隆史君
馬場 成志君
星 北斗君
石橋 通宏君
熊谷 裕人君
伊藤 孝江君
高木かおり君
浜野 喜史君
岩渕 友君
委 員
梶原 大介君
神谷 政幸君
清水 真人君
白坂 亜紀君
田中 昌史君
藤井 一博君
山本 啓介君
若林 洋平君
渡辺 猛之君
三上 えり君
森本 真治君
横沢 高徳君
高橋 次郎君
安江 伸夫君
青島 健太君
委員以外の議員
議員 大島九州男君
事務局側
事務総長 小林 史武君
事務次長 伊藤 文靖君
議事部長 八鍬 敬嗣君
委員部長 黒川 和良君
参考人
検査官候補者
上智大学非常勤
講師 田中 淳子君
検査官候補者
検査官 挽 文子君
─────────────
本日の会議に付した案件
○参考人の出席要求に関する件
○検査官の任命同意に関する件
─────────────
この発言だけを見る →午前九時三十分開会
─────────────
委員の異動
一月三十日
辞任 補欠選任
猪口 邦子君 山本 啓介君
─────────────
出席者は左のとおり。
委員長 牧野たかお君
理 事
こやり隆史君
馬場 成志君
星 北斗君
石橋 通宏君
熊谷 裕人君
伊藤 孝江君
高木かおり君
浜野 喜史君
岩渕 友君
委 員
梶原 大介君
神谷 政幸君
清水 真人君
白坂 亜紀君
田中 昌史君
藤井 一博君
山本 啓介君
若林 洋平君
渡辺 猛之君
三上 えり君
森本 真治君
横沢 高徳君
高橋 次郎君
安江 伸夫君
青島 健太君
委員以外の議員
議員 大島九州男君
事務局側
事務総長 小林 史武君
事務次長 伊藤 文靖君
議事部長 八鍬 敬嗣君
委員部長 黒川 和良君
参考人
検査官候補者
上智大学非常勤
講師 田中 淳子君
検査官候補者
検査官 挽 文子君
─────────────
本日の会議に付した案件
○参考人の出席要求に関する件
○検査官の任命同意に関する件
─────────────
牧
牧野たかお#1
○委員長(牧野たかお君) ただいまから議院運営委員会を開会いたします。
まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
検査官の任命同意に関する件のため、本日の委員会に参考人として検査官候補者・上智大学非常勤講師田中淳子君及び検査官挽文子君の出席を求め、所信を聴取することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
検査官の任命同意に関する件のため、本日の委員会に参考人として検査官候補者・上智大学非常勤講師田中淳子君及び検査官挽文子君の出席を求め、所信を聴取することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
牧
牧
牧野たかお#3
○委員長(牧野たかお君) 次に、検査官の任命同意に関する件を議題といたします。
候補者から所信を聴取いたします。
まず、田中淳子君にお願いをいたします。田中淳子君。
この発言だけを見る →候補者から所信を聴取いたします。
まず、田中淳子君にお願いをいたします。田中淳子君。
田
田中淳子#4
○参考人(田中淳子君) ありがとうございます。田中淳子でございます。
本日は、このような機会を与えていただきまして、厚く御礼を申し上げます。
まず、会計検査院につきましては、内閣から独立した憲法上の機関として、国の会計検査を実施し、その結果に基づいて、検査報告を作成し、内閣を通じて国会に御報告するという大変重要な使命を課されているというふうに認識しております。
また、検査官につきましては、三人で構成される検査官会議の一員として会計検査院の意思決定に関わり、事務総局を指揮監督するという非常に重い職責を負っているというふうに承知しております。
近年、日本の社会経済は、人口減少や少子高齢化に伴う社会保障費の増大、また安全保障環境が厳しさを増す中での防衛費の増額、さらに、物価の上昇や円安などを受けた国民の生活への不安といった現実への対応が喫緊の課題となっております。
そうした中、会計検査院では、不正不当な事案に対する正確性、合規性の観点からの厳正な検査に加えまして、こうした社会経済の動向を踏まえながら、経済性、効率性及び有効性といった観点からの検査を重視し、行財政の透明性及び説明責任の向上、さらに、事業運営の改善に資するための分析や評価を行うことが重要になっていると考えております。
私は、昭和六十三年に大学を卒業後、NHKに取材記者として入局し、去年まで三十七年間にわたって勤務しておりました。この間、ワシントン支局長を務めるなど、国際分野での報道に携わってきたほか、日本の外交や産業政策などの各分野、日本企業の動向など、国内外の政治、行政、経済について取材や報道に携わってまいりました。また、広報局長として広報の業務に従事したほか、複数の部局で組織のマネジメントに当たってまいりました。
仮に検査官に任ぜられるとするならば、私は、こうした活動を通して得た知識や経験を生かし、国民の皆様の御関心の所在や国会における御審議の状況に常に注意を払うなど、多様な御意見に耳を傾けながら、検査官会議における公平かつ均衡の取れた意思決定に寄与することによって、職責を全うしたいというふうに考えております。また、社会経済の動向を分析し、検査官会議の議論に貢献するとともに、国民の皆様の目線に立って会計検査の結果を少しでも分かりやすく御説明する方策などについて事務総局に助言していければというふうに考えております。
以上、簡単ではございますが、私の所信を述べさせていただきました。
本日は、このような機会を与えていただきまして、改めて厚く御礼を申し上げます。
この発言だけを見る →本日は、このような機会を与えていただきまして、厚く御礼を申し上げます。
まず、会計検査院につきましては、内閣から独立した憲法上の機関として、国の会計検査を実施し、その結果に基づいて、検査報告を作成し、内閣を通じて国会に御報告するという大変重要な使命を課されているというふうに認識しております。
また、検査官につきましては、三人で構成される検査官会議の一員として会計検査院の意思決定に関わり、事務総局を指揮監督するという非常に重い職責を負っているというふうに承知しております。
近年、日本の社会経済は、人口減少や少子高齢化に伴う社会保障費の増大、また安全保障環境が厳しさを増す中での防衛費の増額、さらに、物価の上昇や円安などを受けた国民の生活への不安といった現実への対応が喫緊の課題となっております。
そうした中、会計検査院では、不正不当な事案に対する正確性、合規性の観点からの厳正な検査に加えまして、こうした社会経済の動向を踏まえながら、経済性、効率性及び有効性といった観点からの検査を重視し、行財政の透明性及び説明責任の向上、さらに、事業運営の改善に資するための分析や評価を行うことが重要になっていると考えております。
私は、昭和六十三年に大学を卒業後、NHKに取材記者として入局し、去年まで三十七年間にわたって勤務しておりました。この間、ワシントン支局長を務めるなど、国際分野での報道に携わってきたほか、日本の外交や産業政策などの各分野、日本企業の動向など、国内外の政治、行政、経済について取材や報道に携わってまいりました。また、広報局長として広報の業務に従事したほか、複数の部局で組織のマネジメントに当たってまいりました。
仮に検査官に任ぜられるとするならば、私は、こうした活動を通して得た知識や経験を生かし、国民の皆様の御関心の所在や国会における御審議の状況に常に注意を払うなど、多様な御意見に耳を傾けながら、検査官会議における公平かつ均衡の取れた意思決定に寄与することによって、職責を全うしたいというふうに考えております。また、社会経済の動向を分析し、検査官会議の議論に貢献するとともに、国民の皆様の目線に立って会計検査の結果を少しでも分かりやすく御説明する方策などについて事務総局に助言していければというふうに考えております。
以上、簡単ではございますが、私の所信を述べさせていただきました。
本日は、このような機会を与えていただきまして、改めて厚く御礼を申し上げます。
牧
挽
挽文子#6
○参考人(挽文子君) 挽文子でございます。
本日は、このような機会を与えていただき、厚く御礼を申し上げます。
近年、我が国の社会経済は、急速に進行する少子高齢化や人口減少、潜在成長力の停滞、自然災害の頻発化、激甚化、厳しい安全保障環境、行政のデジタル化の遅れなどといった難しい問題に直面しており、これらへの対応が喫緊の課題となっております。
会計検査院は、このような社会経済の動向を踏まえつつ、内閣から独立した憲法上の機関として、国の会計検査を実施し、検査の結果に基づき、検査報告を作成して、内閣を通じて国会に御報告するという重要な使命を課されております。
会計検査院の組織は、意思決定を行う検査官会議と検査を実施する事務総局で構成されており、三人の検査官から成る検査官会議は、合議によって会計検査院としての意思決定を行うほか、事務総局を指揮監督しております。
私は、昭和六十二年に大学を卒業後、一橋大学大学院の教授等として、会計学、特に管理会計・原価計算について研究、教育を行うとともに、この間、政府の審議会等の委員を務めさせていただくなど、政府の施策等についても知見を深める機会を得ました。
そして、令和五年に両議院の御同意をいただいて検査官に就任し、以降、一年五か月弱、検査官会議の一員として会計検査院の意思決定に携わってまいりました。
前回の所信で申し上げたように、事務事業などのライフサイクルコストや品質コストを検討する際に、私は、安全性と有効性を重視し、中長期的な視野に立ち、経済性を追求することが重要であると考えております。また、行財政の透明性、国民に対する説明責任の向上や事業運営の改善に資する検査が必要と考えており、私は、検査官として、これらのことを常に意識しながら、現在の社会経済の動向、国民の皆様の関心や国会での御審議の状況などにも注意を払って、検査官の職務に専念してまいりました。
この間、三件の国会及び内閣への随時報告、一件の国会からの要請に係る検査結果の報告を行い、また、昨年十一月六日には、令和五年度決算検査報告を取りまとめて内閣に提出したところです。
そして、令和七年次の会計検査について、国会における審議の状況に常に留意するなど、引き続き国会との連携に努めることとするなどの基本方針を定め、これに基づく検査の実施について事務総局の指揮監督に当たっております。
仮に検査官に再び任じられるとするならば、私は、これまで研究者として、また検査官として職責を果たしてきた中で培った知識、経験を生かし、国民の皆様の関心の所在や国会における御審議の状況に常に注意を払うなど、国民の目線を大切にしながら、検査官会議における公平かつ公正な意思決定に貢献することによって、検査官としての職責を担ってまいりたいと考えております。
以上、簡単ではございますが、私の所信を述べさせていただきました。
本日は、このような機会を与えていただき、改めて厚く御礼を申し上げます。
この発言だけを見る →本日は、このような機会を与えていただき、厚く御礼を申し上げます。
近年、我が国の社会経済は、急速に進行する少子高齢化や人口減少、潜在成長力の停滞、自然災害の頻発化、激甚化、厳しい安全保障環境、行政のデジタル化の遅れなどといった難しい問題に直面しており、これらへの対応が喫緊の課題となっております。
会計検査院は、このような社会経済の動向を踏まえつつ、内閣から独立した憲法上の機関として、国の会計検査を実施し、検査の結果に基づき、検査報告を作成して、内閣を通じて国会に御報告するという重要な使命を課されております。
会計検査院の組織は、意思決定を行う検査官会議と検査を実施する事務総局で構成されており、三人の検査官から成る検査官会議は、合議によって会計検査院としての意思決定を行うほか、事務総局を指揮監督しております。
私は、昭和六十二年に大学を卒業後、一橋大学大学院の教授等として、会計学、特に管理会計・原価計算について研究、教育を行うとともに、この間、政府の審議会等の委員を務めさせていただくなど、政府の施策等についても知見を深める機会を得ました。
そして、令和五年に両議院の御同意をいただいて検査官に就任し、以降、一年五か月弱、検査官会議の一員として会計検査院の意思決定に携わってまいりました。
前回の所信で申し上げたように、事務事業などのライフサイクルコストや品質コストを検討する際に、私は、安全性と有効性を重視し、中長期的な視野に立ち、経済性を追求することが重要であると考えております。また、行財政の透明性、国民に対する説明責任の向上や事業運営の改善に資する検査が必要と考えており、私は、検査官として、これらのことを常に意識しながら、現在の社会経済の動向、国民の皆様の関心や国会での御審議の状況などにも注意を払って、検査官の職務に専念してまいりました。
この間、三件の国会及び内閣への随時報告、一件の国会からの要請に係る検査結果の報告を行い、また、昨年十一月六日には、令和五年度決算検査報告を取りまとめて内閣に提出したところです。
そして、令和七年次の会計検査について、国会における審議の状況に常に留意するなど、引き続き国会との連携に努めることとするなどの基本方針を定め、これに基づく検査の実施について事務総局の指揮監督に当たっております。
仮に検査官に再び任じられるとするならば、私は、これまで研究者として、また検査官として職責を果たしてきた中で培った知識、経験を生かし、国民の皆様の関心の所在や国会における御審議の状況に常に注意を払うなど、国民の目線を大切にしながら、検査官会議における公平かつ公正な意思決定に貢献することによって、検査官としての職責を担ってまいりたいと考えております。
以上、簡単ではございますが、私の所信を述べさせていただきました。
本日は、このような機会を与えていただき、改めて厚く御礼を申し上げます。
牧
牧野たかお#7
○委員長(牧野たかお君) ありがとうございました。
以上で候補者からの所信の聴取は終了いたしました。
挽参考人は一旦御退席いただいて結構でございます。
それでは、まず、田中参考人に対する質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
この発言だけを見る →以上で候補者からの所信の聴取は終了いたしました。
挽参考人は一旦御退席いただいて結構でございます。
それでは、まず、田中参考人に対する質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
石
石橋通宏#8
○石橋通宏君 立憲民主・社民・無所属の石橋通宏です。
田中参考人に幾つか質問をさせていただきたいと思いますが、今、所信でもお述べいただいたとおり、御自身は長年にわたって、三十七年間という話もありましたが、日本放送協会、公共放送を担われる立場で、ジャーナリストとして様々国内外で活動されてきたというふうに理解をしておりますが、そのジャーナリストとしてこれまでいかに国家権力と向き合ってこられたか、田中参考人のその国家権力に対する姿勢、国民の代表としてのジャーナリズム、ジャーナリストとしての姿勢、少しお話をいただけないでしょうか。
この発言だけを見る →田中参考人に幾つか質問をさせていただきたいと思いますが、今、所信でもお述べいただいたとおり、御自身は長年にわたって、三十七年間という話もありましたが、日本放送協会、公共放送を担われる立場で、ジャーナリストとして様々国内外で活動されてきたというふうに理解をしておりますが、そのジャーナリストとしてこれまでいかに国家権力と向き合ってこられたか、田中参考人のその国家権力に対する姿勢、国民の代表としてのジャーナリズム、ジャーナリストとしての姿勢、少しお話をいただけないでしょうか。
田
田中淳子#9
○参考人(田中淳子君) 御質問ありがとうございます。大変重い問いかけをいただきました。
国家権力への向き合い方ということで、まず、この検査官のお話をいただいた際、私は、実はメディアとして国家権力というのと常にやはり対峙しておりますので、そこで相通じるところがあるなというふうに思いました。そこに非常に共感したというのが第一でございます。
私、アメリカでの取材も長かったですけれども、アメリカではメディアのことをウォッチドッグ、番犬というふうにも言っておりますけれども、やはり国家の行財政をチェックする、それを、国民は知る権利を持って、有しておりますので、国民に代わってメディアがそれを取材し、分かりやすく伝える。その知る権利というのは、求められて伝えるだけではなくて、国民が知らないことも含めて、やはりこれは知っておくべきだと、安心、安全な生活、また、様々な判断をする上で必要な情報というのを国民が知る、その権利に応える、国民に代わって国家も含めた全ての権力に真正面から対峙するということが大事だというふうに常に思って仕事をしてまいりました。
この発言だけを見る →国家権力への向き合い方ということで、まず、この検査官のお話をいただいた際、私は、実はメディアとして国家権力というのと常にやはり対峙しておりますので、そこで相通じるところがあるなというふうに思いました。そこに非常に共感したというのが第一でございます。
私、アメリカでの取材も長かったですけれども、アメリカではメディアのことをウォッチドッグ、番犬というふうにも言っておりますけれども、やはり国家の行財政をチェックする、それを、国民は知る権利を持って、有しておりますので、国民に代わってメディアがそれを取材し、分かりやすく伝える。その知る権利というのは、求められて伝えるだけではなくて、国民が知らないことも含めて、やはりこれは知っておくべきだと、安心、安全な生活、また、様々な判断をする上で必要な情報というのを国民が知る、その権利に応える、国民に代わって国家も含めた全ての権力に真正面から対峙するということが大事だというふうに常に思って仕事をしてまいりました。
石
石橋通宏#10
○石橋通宏君 今参考人からお話がありました。私も、ジャーナリズムというのは、まさに国家権力の監視装置、警報装置として、国民の代表としてのそういった役割が強くある。参考人御自身は、まさに今おっしゃられたその役割、三十七年間果たされたと思っておられるでしょうか。
この発言だけを見る →田
田中淳子#11
○参考人(田中淳子君) 恐らくその役割に終わりはないと思っております。
私自身が一〇〇%それを果たせたかと申しますと、そこは主観の問題になってしまいますけれども、自分なりに常にそこを一つの立脚点として向き合ってきたつもりではございます。
NHKという組織の中で、記者であったりあるいは監修者であったり、様々な立場で国家権力と向き合ったり、あるいは国家権力だけではなくていろいろな権力と向き合う場面がございました。そのときは、私の基本というか、何でしょう、生き方といいますか、そこは自律、自主自律ということを大事にしておりますので、自分なりにいつも正しい答え、正しいことを報道するというのが、正しい情報を提供する、そして信頼のできる分析を提供するというのがメディアの役割と思っておりますので、その点では全力を尽くしてきたというふうには言えると思います。
この発言だけを見る →私自身が一〇〇%それを果たせたかと申しますと、そこは主観の問題になってしまいますけれども、自分なりに常にそこを一つの立脚点として向き合ってきたつもりではございます。
NHKという組織の中で、記者であったりあるいは監修者であったり、様々な立場で国家権力と向き合ったり、あるいは国家権力だけではなくていろいろな権力と向き合う場面がございました。そのときは、私の基本というか、何でしょう、生き方といいますか、そこは自律、自主自律ということを大事にしておりますので、自分なりにいつも正しい答え、正しいことを報道するというのが、正しい情報を提供する、そして信頼のできる分析を提供するというのがメディアの役割と思っておりますので、その点では全力を尽くしてきたというふうには言えると思います。
石
石橋通宏#12
○石橋通宏君 その上で、今回検査官候補となられたわけですけれども、先ほど所信の中でも触れられましたが、会計検査院、特に検査を行う際の観点として五つの観点を挙げておられます。正確性、合規性、経済性、効率性、有効性、幾つかの点について所信でも触れられましたが、中でもとりわけ、今おっしゃられたような立場で検査官になられた際に、何を一番力点を置いて国民の代表として臨まれるか。
私、やっぱり、国民の命を守り、国民の最低限度の文化的な生活を守り、国民の幸福を追求していく、そういう観点で会計検査院には頑張っていただきたいと日頃から思っております。時に、国の事業、様々な施策って効率性では測れないものがたくさんあります。経済合理性ではないものたくさんあります。むしろ、それが命を守るために必要なこと、合理的でもない、効率的でもない、でもやらなければいけないことってたくさんあるんだと思います。
そういう観点で本来有効性というものは審査されるべきものだというふうに個人的には思っておりますが、参考人の御意見お聞かせいただけますでしょうか。
この発言だけを見る →私、やっぱり、国民の命を守り、国民の最低限度の文化的な生活を守り、国民の幸福を追求していく、そういう観点で会計検査院には頑張っていただきたいと日頃から思っております。時に、国の事業、様々な施策って効率性では測れないものがたくさんあります。経済合理性ではないものたくさんあります。むしろ、それが命を守るために必要なこと、合理的でもない、効率的でもない、でもやらなければいけないことってたくさんあるんだと思います。
そういう観点で本来有効性というものは審査されるべきものだというふうに個人的には思っておりますが、参考人の御意見お聞かせいただけますでしょうか。
田
田中淳子#13
○参考人(田中淳子君) 大変深い御質問をありがとうございます。
私も、まさに国民の安心、安全というのは、やはり経済効率性だけでは守れないということは常日頃思っております。と申しますのは、公共放送においても、その国民の皆様の安心、安全というのはもう第一の重点分野でございます。その観点でいいますと、決して例えば視聴率は取れなくても必要な放送というのがございます。災害情報はもちろんですけれども、福祉であったり教育であったりというところ、そこを担うのが公共の仕事だというふうに私は考えております。
その観点で申し上げますと、委員が御指摘のとおり、私は有効性ということを非常に重要だなと思っております。今回、会計検査院について学ばせていただいた中でも、正しく会計が行われているかという検査だけではなくて、様々な政策、施策がその目的を達して、達成しているか、もし達成していないとすれば、どこが問題であり、原因であり、どうすれば改善できるかというところまで検査をしているというところに非常に感銘を受けております。その点でいいますと、やはり国民の安心、安全を守るという観点の施策というのはたくさんあると思いますので、それが本当にそこに資する効果を上げているかということを検査することは大変重要であると思っております。
加えまして、その五つの観点のほかにも幾つか観点がございまして、そのうちの一つがまさに安全性だというふうに考えております。会計検査院のその検査の中にも、まさにその安全性を主眼とした、安全性に照らした検査というのがたくさんございまして、一番分かりやすい例は、公共事業で橋や道路などの建造物が本当に安全か、耐震基準を満たしているかといったところを非常に専門的な検査を行っているということも知りまして、そういうところまで検査の対象になっているんだなということが分かりました。
どうもありがとうございます。
この発言だけを見る →私も、まさに国民の安心、安全というのは、やはり経済効率性だけでは守れないということは常日頃思っております。と申しますのは、公共放送においても、その国民の皆様の安心、安全というのはもう第一の重点分野でございます。その観点でいいますと、決して例えば視聴率は取れなくても必要な放送というのがございます。災害情報はもちろんですけれども、福祉であったり教育であったりというところ、そこを担うのが公共の仕事だというふうに私は考えております。
その観点で申し上げますと、委員が御指摘のとおり、私は有効性ということを非常に重要だなと思っております。今回、会計検査院について学ばせていただいた中でも、正しく会計が行われているかという検査だけではなくて、様々な政策、施策がその目的を達して、達成しているか、もし達成していないとすれば、どこが問題であり、原因であり、どうすれば改善できるかというところまで検査をしているというところに非常に感銘を受けております。その点でいいますと、やはり国民の安心、安全を守るという観点の施策というのはたくさんあると思いますので、それが本当にそこに資する効果を上げているかということを検査することは大変重要であると思っております。
加えまして、その五つの観点のほかにも幾つか観点がございまして、そのうちの一つがまさに安全性だというふうに考えております。会計検査院のその検査の中にも、まさにその安全性を主眼とした、安全性に照らした検査というのがたくさんございまして、一番分かりやすい例は、公共事業で橋や道路などの建造物が本当に安全か、耐震基準を満たしているかといったところを非常に専門的な検査を行っているということも知りまして、そういうところまで検査の対象になっているんだなということが分かりました。
どうもありがとうございます。
石
石橋通宏#14
○石橋通宏君 ありがとうございます。
最後の質問になろうかと思います。
今おっしゃられたようなこと、極めて大事なポイントだと思いますが、それをやる上では、やはり我々かねてから、会計検査院の人員体制もっと拡充すべきではないだろうか。特に国民の目線で、国民に寄り添って、安全、安心を守るということも含めて、そうすると、やっぱり検査実施部局にはよりその現場に入っていただいて、現場に寄り添っていただいて様々な施策を審査をいただくことが必要だと思います。
今の体制について、今後の拡充について、もしおなりになったときにどういった姿勢で臨んでおかれるか、そのことだけ最後にお聞きしたいと思います。
この発言だけを見る →最後の質問になろうかと思います。
今おっしゃられたようなこと、極めて大事なポイントだと思いますが、それをやる上では、やはり我々かねてから、会計検査院の人員体制もっと拡充すべきではないだろうか。特に国民の目線で、国民に寄り添って、安全、安心を守るということも含めて、そうすると、やっぱり検査実施部局にはよりその現場に入っていただいて、現場に寄り添っていただいて様々な施策を審査をいただくことが必要だと思います。
今の体制について、今後の拡充について、もしおなりになったときにどういった姿勢で臨んでおかれるか、そのことだけ最後にお聞きしたいと思います。
田
田中淳子#15
○参考人(田中淳子君) ありがとうございます。
私も実は、千二百人の体制でこれだけ多岐にわたる、しかも時代の変化、社会のニーズに合わせて刻々と変わる検査を行っている、しかも表面的ではなくて非常に深い検査を行っているということに正直驚きました。仮に御同意をいただいて検査官に就任した場合は、そこに無理がないかということはしっかりと検証していきたい、確認していきたいというふうに考えております。
もちろん、政府全体で限られたリソースを配分しなくてはならないのでその限界もあるかと思うんですけれども、委員が御指摘のとおり、大変重要な機能を担っている会計検査院でありますので、十分にその機能を果たせるような体制というのは求めていくべきではないかなというふうに思っております。
この発言だけを見る →私も実は、千二百人の体制でこれだけ多岐にわたる、しかも時代の変化、社会のニーズに合わせて刻々と変わる検査を行っている、しかも表面的ではなくて非常に深い検査を行っているということに正直驚きました。仮に御同意をいただいて検査官に就任した場合は、そこに無理がないかということはしっかりと検証していきたい、確認していきたいというふうに考えております。
もちろん、政府全体で限られたリソースを配分しなくてはならないのでその限界もあるかと思うんですけれども、委員が御指摘のとおり、大変重要な機能を担っている会計検査院でありますので、十分にその機能を果たせるような体制というのは求めていくべきではないかなというふうに思っております。
石
高
高木かおり#17
○高木かおり君 日本維新の会の高木かおりと申します。今日はどうぞよろしくお願いをいたします。
私の方からも、この検査官の同意人事に当たりまして、田中参考人に御質問をさせていただきたいと思います。
先ほど御本人の所信の方からもこの検査院という職務についてるるあったかと思いますけれども、まず、やはりジャーナリストとして今まで国内外で御活躍をされてきたその専門分野の知見をどういった形でこの会計検査の分野にどのように生かしていくのかという点、まず最初にお伺いをしていきたいと思います。
この発言だけを見る →私の方からも、この検査官の同意人事に当たりまして、田中参考人に御質問をさせていただきたいと思います。
先ほど御本人の所信の方からもこの検査院という職務についてるるあったかと思いますけれども、まず、やはりジャーナリストとして今まで国内外で御活躍をされてきたその専門分野の知見をどういった形でこの会計検査の分野にどのように生かしていくのかという点、まず最初にお伺いをしていきたいと思います。
田
田中淳子#18
○参考人(田中淳子君) 御質問ありがとうございます。
先ほども少し触れさせていただきましたけれども、日頃から内閣から独立した立場で国の行財政のチェック機能を果たすというこの会計検査院の使命には、メディアの役割とも相通じる部分があるなというふうに感じておりました。また、国民の皆様にとって必要な情報、国民の皆様の知る権利に応えるという機能についても、これまで報道現場で内外の政府や企業の関係者を取材し、また行財政や産業界などについて理解を深めるとともに、得られた情報を適切に分析し、分かりやすく報告する訓練を受けてきたその経験が生かせるのではないかなというふうに感じております。
こうした経験ですね、仮に検査官に任ぜられた場合、私は、メディア、とりわけ公共放送の一員として得た知識や経験を踏まえて検査官会議に多様な視点を提供することで、公平かつバランスの取れた意思決定に貢献していきたいと考えております。
特に関心のあるテーマとしましては、先ほどもちょっと触れさせていただきましたが、やはり公共放送にとっても重点分野である国民の安全、安心に直結する分野ですとか、また持続可能な社会に貢献するような分野、そうした分野を意識して、税金等がどのように使われているのか、成果を上げているのかといったことを検査して、透明性、説明責任の向上を目指して職責を全うしたいというふうに考えております。
この発言だけを見る →先ほども少し触れさせていただきましたけれども、日頃から内閣から独立した立場で国の行財政のチェック機能を果たすというこの会計検査院の使命には、メディアの役割とも相通じる部分があるなというふうに感じておりました。また、国民の皆様にとって必要な情報、国民の皆様の知る権利に応えるという機能についても、これまで報道現場で内外の政府や企業の関係者を取材し、また行財政や産業界などについて理解を深めるとともに、得られた情報を適切に分析し、分かりやすく報告する訓練を受けてきたその経験が生かせるのではないかなというふうに感じております。
こうした経験ですね、仮に検査官に任ぜられた場合、私は、メディア、とりわけ公共放送の一員として得た知識や経験を踏まえて検査官会議に多様な視点を提供することで、公平かつバランスの取れた意思決定に貢献していきたいと考えております。
特に関心のあるテーマとしましては、先ほどもちょっと触れさせていただきましたが、やはり公共放送にとっても重点分野である国民の安全、安心に直結する分野ですとか、また持続可能な社会に貢献するような分野、そうした分野を意識して、税金等がどのように使われているのか、成果を上げているのかといったことを検査して、透明性、説明責任の向上を目指して職責を全うしたいというふうに考えております。
高
高木かおり#19
○高木かおり君 ありがとうございます。
昨今の物価高であるとか、重くのしかかる社会保障費、また防衛費に関しても、先ほど所信でも触れておられたかと思います。そういった中で、多様な声もしっかりと御意見にも耳を傾けていく、それから、この社会情勢の動向、しっかり目を向けていく、そういった姿勢でいらっしゃるんだなということ、改めて今お聞かせをいただいたかというふうに思います。それをやはり国民に分かりやすく情報を伝達していくということが大変重要なのかなというふうに思っております。
今どういったところに重点的にも取り組んでいきたいかということも併せてお話をいただいたかと思いますけれども、やはりこの今現在の会計検査の課題というのは田中参考人の中でどのように感じておられるか、この点についてもお聞かせください。
この発言だけを見る →昨今の物価高であるとか、重くのしかかる社会保障費、また防衛費に関しても、先ほど所信でも触れておられたかと思います。そういった中で、多様な声もしっかりと御意見にも耳を傾けていく、それから、この社会情勢の動向、しっかり目を向けていく、そういった姿勢でいらっしゃるんだなということ、改めて今お聞かせをいただいたかというふうに思います。それをやはり国民に分かりやすく情報を伝達していくということが大変重要なのかなというふうに思っております。
今どういったところに重点的にも取り組んでいきたいかということも併せてお話をいただいたかと思いますけれども、やはりこの今現在の会計検査の課題というのは田中参考人の中でどのように感じておられるか、この点についてもお聞かせください。
田
田中淳子#20
○参考人(田中淳子君) 会計検査の課題ということで、まだ中に入っておりませんので、外から見た印象でお話しさせていただきます。
私は、三点ほどあるかなというふうに考えております。
一点目は、実効性でございます。
会計検査の報告を幾つか拝見いたしましたけれども、やはり毎年のように同じような案件が指摘をされている、その指摘の数も多いということが印象に残りました。せっかく検査をしているんですけれども、それが実際に生かされていくというサイクルを強化していくということが大事かなと思います。
既に会計検査院では、検査結果のフォローアップというのも非常に丁寧にやっております。そうした取組が非常に大切だと思います。それを続けていくことで、ほかの府省に対しても抑止効果のようなことが期待されるかなというふうに考えております。
もう一点は、やはり効率性ですね。
効率性と申しますのは、戦略性というふうに言い換えてもいいかもしれません。限られたリソースで、どこをターゲットに、どこにニーズがあるかということを正しく選定をして、それを戦略的な検査を組み立てて国民の知るニーズに応えていくということが、また行財政に役立つような情報を提供していくということが重要かと思っています。
三点目は、広報の強化ですね。
広報といいましてもいろいろあると思いますが、まず一義的には国会に御報告をするというのが第一ですので、国会の皆様に分かりやすく検査結果をお伝えする、もちろんその報告書の質を上げるということと同時に、分かりやすい説明というのが必要だと思います。さらに、国民の皆様にどのように分かりやすく伝えていって関心を持っていただくかというところが重要かなというふうに考えております。
この発言だけを見る →私は、三点ほどあるかなというふうに考えております。
一点目は、実効性でございます。
会計検査の報告を幾つか拝見いたしましたけれども、やはり毎年のように同じような案件が指摘をされている、その指摘の数も多いということが印象に残りました。せっかく検査をしているんですけれども、それが実際に生かされていくというサイクルを強化していくということが大事かなと思います。
既に会計検査院では、検査結果のフォローアップというのも非常に丁寧にやっております。そうした取組が非常に大切だと思います。それを続けていくことで、ほかの府省に対しても抑止効果のようなことが期待されるかなというふうに考えております。
もう一点は、やはり効率性ですね。
効率性と申しますのは、戦略性というふうに言い換えてもいいかもしれません。限られたリソースで、どこをターゲットに、どこにニーズがあるかということを正しく選定をして、それを戦略的な検査を組み立てて国民の知るニーズに応えていくということが、また行財政に役立つような情報を提供していくということが重要かと思っています。
三点目は、広報の強化ですね。
広報といいましてもいろいろあると思いますが、まず一義的には国会に御報告をするというのが第一ですので、国会の皆様に分かりやすく検査結果をお伝えする、もちろんその報告書の質を上げるということと同時に、分かりやすい説明というのが必要だと思います。さらに、国民の皆様にどのように分かりやすく伝えていって関心を持っていただくかというところが重要かなというふうに考えております。
高
高木かおり#21
○高木かおり君 まさに今おっしゃっていただいた、三点おっしゃっていただきましたけど、大変重要な視点だと思っております。
昨今の国会におきまして、本会議や委員会での質疑において、EBPM、証拠に基づく政策立案が取り上げられることが多くなってきたかと思います。その必要性については共通認識になりつつあるのかなというふうに思っておりますが、政府におきましても、EBPMの基本的な考え方や機動的で柔軟な見直しを可能とする政策形成、評価の実践を普及、浸透させるために、やはり、例えば基本解説書というガイドブックを作ったりですとか、各府省が行政事業レビューを行ったりしているかと思います。ただ、この検証なかなか難しくて、元々効果の指標として設定した数値、これの適正性であるとか、課題が多くあるのではないかなというふうに私自身思っております。
そこで伺いたいんですけれども、この政策打ち上げるとき大きく見せることということはある一方で、政策の効果の検証、これがまだまだでありまして、この数値を検証する会計検査院の役割というのはこれますます大きくなっていくのではないかなというふうに思うんですけれども、この点について何かお考えがあればお聞かせいただけますでしょうか。
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そこで伺いたいんですけれども、この政策打ち上げるとき大きく見せることということはある一方で、政策の効果の検証、これがまだまだでありまして、この数値を検証する会計検査院の役割というのはこれますます大きくなっていくのではないかなというふうに思うんですけれども、この点について何かお考えがあればお聞かせいただけますでしょうか。
田
田中淳子#22
○参考人(田中淳子君) EBPMについて御質問ありがとうございます。
御指摘のように、EBPMを活用したその政策評価ということは、政府内でかなり取組が進んでいるというふうには伺っております。その評価というのを、それがどのくらい効果を上げているかという評価というのはまた大変難しいテーマかなというふうには思っておりますが、既に会計検査院でEBPMに関連する報告を幾つか出しておるというふうに聞いております。
直近では、令和七年一月、まさに先月ですけれども、報告いたしました、「租税特別措置における教育訓練費に係る上乗せ税額控除の適用状況、検証状況等について」というタイトルの報告書がございまして、この報告は、税制調査会の答申において、法人税関係の特別措置の必要性、有効性について、EBPMの観点も踏まえた不断の効果検証を行い、真に必要なものに限定する必要があるという提言が行われていた、それを踏まえて会計検査院におきまして検査を実施したというふうに承知しております。
政策立案の根拠となるデータ等のエビデンスは、会計検査院が会計検査において施策、事業の効果の検証を行う際にも重要なものであると私も認識しております。引き続き、各府省におけるEBPMの取組に留意しつつ、会計検査の充実を図る必要があるというふうに考えております。
なお、EBPM先進国のアメリカのこと、ちょっと触れさせていただきますと、ちょうど私がワシントンにおりましたオバマ政権の頃、リーマン・ショック後の世界金融危機、経済危機を受けたその大規模な景気対策を打つ際、エビデンスを基にした予算編成が重視されまして、そこで活用が進んだというふうに記憶しております。アメリカ政府では、省庁横断でそのEBPMのツールを導入したり、また専門人材の確保とか育成というのが進んでおりまして、そうした点も参考になるところがあるかなというふうに考えております。
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直近では、令和七年一月、まさに先月ですけれども、報告いたしました、「租税特別措置における教育訓練費に係る上乗せ税額控除の適用状況、検証状況等について」というタイトルの報告書がございまして、この報告は、税制調査会の答申において、法人税関係の特別措置の必要性、有効性について、EBPMの観点も踏まえた不断の効果検証を行い、真に必要なものに限定する必要があるという提言が行われていた、それを踏まえて会計検査院におきまして検査を実施したというふうに承知しております。
政策立案の根拠となるデータ等のエビデンスは、会計検査院が会計検査において施策、事業の効果の検証を行う際にも重要なものであると私も認識しております。引き続き、各府省におけるEBPMの取組に留意しつつ、会計検査の充実を図る必要があるというふうに考えております。
なお、EBPM先進国のアメリカのこと、ちょっと触れさせていただきますと、ちょうど私がワシントンにおりましたオバマ政権の頃、リーマン・ショック後の世界金融危機、経済危機を受けたその大規模な景気対策を打つ際、エビデンスを基にした予算編成が重視されまして、そこで活用が進んだというふうに記憶しております。アメリカ政府では、省庁横断でそのEBPMのツールを導入したり、また専門人材の確保とか育成というのが進んでおりまして、そうした点も参考になるところがあるかなというふうに考えております。
高
浜
浜野喜史#24
○浜野喜史君 国民民主党の浜野喜史でございます。御質問させていただきます。
メディアにおける取材の御経験を踏まえて、日本の経済財政政策についての御見解をお伺いをしたいと思います。
田中候補は、NHKに入局後、二〇一三年からワシントン支局長として、二〇〇八年のリーマン・ショックを契機とした世界同時不況からの脱却過程にある米国オバマ政権の取材を行われたというふうにお伺いしています。オバマ政権は、GMを国有化するなど、政府支出を大幅に拡大する路線へと転換し、アメリカ経済の回復を実現したとの評価もあります。
我々国民民主党は、過去三十年にわたる経済停滞からの脱却のためには、経済停滞期の今は国民の負担を減らし、消費を喚起すべきであるというふうに考えているところであります。
候補の米国での御経験を踏まえて、我が国の経済財政政策についての御見解をお伺いしたいと思います。
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田中候補は、NHKに入局後、二〇一三年からワシントン支局長として、二〇〇八年のリーマン・ショックを契機とした世界同時不況からの脱却過程にある米国オバマ政権の取材を行われたというふうにお伺いしています。オバマ政権は、GMを国有化するなど、政府支出を大幅に拡大する路線へと転換し、アメリカ経済の回復を実現したとの評価もあります。
我々国民民主党は、過去三十年にわたる経済停滞からの脱却のためには、経済停滞期の今は国民の負担を減らし、消費を喚起すべきであるというふうに考えているところであります。
候補の米国での御経験を踏まえて、我が国の経済財政政策についての御見解をお伺いしたいと思います。
田
田中淳子#25
○参考人(田中淳子君) 御質問ありがとうございます。
日本の財政政策をどのようにしていくかということにつきましては、委員がおっしゃったような考えも含めまして、国会で様々な御意見があり、議論が行われているというふうに承知しております。
御紹介いただきましたオバマ政権下の大規模な財政出動につきましては、御指摘のとおり、最悪の事態を回避するのに一定の効果があったというふうに評価されております。一方で、自動車産業など特定の産業や企業への救済の長期的な影響ということにつきましては様々な見方があり、当時、オバマ政権も苦渋の決断というふうに言っていたのを覚えております。
お尋ねいただきました日本の財政については、経済再生と財政健全化の両立という難しい課題に直面して、国民の皆様の関心も高くなっております。予算の編成は立法政策の問題でありますことから、私、検査官候補者の立場でコメントすることは差し控えさせていただきたいと存じますが、国会での御審議には十分注意を払ってまいりたいというふうに考えております。
同時に、会計検査院の使命は、まさにそうした御議論に資するよう、予算の執行について検査を行い、行財政に関する問題提起も含め、検査の結果を国会に御報告することにあるというふうに理解しております。その役割は一層重要になっていると考えております。
今回、仮に任命について御同意いただいた場合は、会計検査院がその職責を十分に発揮できるよう全力を尽くしてまいりたいというふうに考えております。
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御紹介いただきましたオバマ政権下の大規模な財政出動につきましては、御指摘のとおり、最悪の事態を回避するのに一定の効果があったというふうに評価されております。一方で、自動車産業など特定の産業や企業への救済の長期的な影響ということにつきましては様々な見方があり、当時、オバマ政権も苦渋の決断というふうに言っていたのを覚えております。
お尋ねいただきました日本の財政については、経済再生と財政健全化の両立という難しい課題に直面して、国民の皆様の関心も高くなっております。予算の編成は立法政策の問題でありますことから、私、検査官候補者の立場でコメントすることは差し控えさせていただきたいと存じますが、国会での御審議には十分注意を払ってまいりたいというふうに考えております。
同時に、会計検査院の使命は、まさにそうした御議論に資するよう、予算の執行について検査を行い、行財政に関する問題提起も含め、検査の結果を国会に御報告することにあるというふうに理解しております。その役割は一層重要になっていると考えております。
今回、仮に任命について御同意いただいた場合は、会計検査院がその職責を十分に発揮できるよう全力を尽くしてまいりたいというふうに考えております。
浜
浜野喜史#26
○浜野喜史君 ありがとうございます。
次に、メディアにおける御経験も踏まえて、政府による分かりやすい説明ということについてお伺いしたいと思います。
石破総理は今国会の施政方針演説で、賃上げと投資が牽引する成長型経済を実現すると宣言されました。我々国民民主党といたしましても大いに賛同するところであります。
その上で、経済成長の過程におきましてはデマンドプル型の適度の物価の上昇ということが必要になってくるというふうに考えるわけですけれども、そんな中で、デフレマインドが根付いた国民が物価の上昇を許容するのかといったような懸念もあるというふうに考えておるところであります。
そこで、メディアにおける御経験も踏まえまして、こういう適度なやはり物価上昇の必要性ということについて国民の皆様方に分かりやすく説明をしていく必要があるんではないかというふうに思うんですけれども、いかがお考えか、お伺いしたいと思います。
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石破総理は今国会の施政方針演説で、賃上げと投資が牽引する成長型経済を実現すると宣言されました。我々国民民主党といたしましても大いに賛同するところであります。
その上で、経済成長の過程におきましてはデマンドプル型の適度の物価の上昇ということが必要になってくるというふうに考えるわけですけれども、そんな中で、デフレマインドが根付いた国民が物価の上昇を許容するのかといったような懸念もあるというふうに考えておるところであります。
そこで、メディアにおける御経験も踏まえまして、こういう適度なやはり物価上昇の必要性ということについて国民の皆様方に分かりやすく説明をしていく必要があるんではないかというふうに思うんですけれども、いかがお考えか、お伺いしたいと思います。
田
田中淳子#27
○参考人(田中淳子君) 非常に難しい御質問をいただきました。
政策、施策などを進める立場の者がその内容を国民の皆様に分かりやすく説明する方法についてということと理解いたしました。一般化できる処方箋というのはなかなかないと思うんですが、これまでの経験を踏まえた私見ということでお話しさせていただきます。
私は、様々な政策ですとか施策について、短期的な影響だけではなくて中長期的な影響を含めたビジョンを示すことが重要だと常々思っております。これは言うはやすしで、人々の関心もメディアの関心もやはり目先のこと、分かりやすいことに集中する傾向が強まっている中で、かなり意識的、戦略的に行わなければならないというふうに考えております。
例えば、御指摘の物価についてですけれども、日々の生活に追われる中、どうしても目先の物価上昇ということに目を奪われがちなんですけれども、それが経済全体のサイクルにどういう意味を持ち、中長期的には個人の賃金ですとか暮らしにどう影響するのか、逆に、無理に価格を据え置いた場合、そのしわ寄せはどこに行くのかといったことを丁寧に御説明した上で、その先にどのような社会が待っているのか、どのような社会を目指したいのかといったビジョンを示すことが重要だというふうに考えております。
その際、データなどエビデンスを基にしつつ、受け手が自分事として捉えられるストーリーを伝えることが鍵になるというふうに考えております。人々のアテンションが短くなっている中で難しい面もございますが、国民にとってもその長期的な影響というのは知る権利があるというふうに思いますので、そこを丁寧かつ効果的に説明していく努力が必要かと思います。
これを国の収入支出の決算を検査する会計検査院に当てはめてみますと、検査の結果や国の財政状況に関する情報を国民の皆様に分かりやすく伝えていくことは重要な使命の一つであると考えております。仮に検査官に任ぜられた場合は、検査結果等についての広報の状況をよく聞き、ほかのお二人の検査官とも意見交換しながら、メディア出身というこれまでの経験を生かし、分かりやすく国民の皆様にお伝えしていくにはどうしたらいいかということを検討してまいりたいというふうに考えております。
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私は、様々な政策ですとか施策について、短期的な影響だけではなくて中長期的な影響を含めたビジョンを示すことが重要だと常々思っております。これは言うはやすしで、人々の関心もメディアの関心もやはり目先のこと、分かりやすいことに集中する傾向が強まっている中で、かなり意識的、戦略的に行わなければならないというふうに考えております。
例えば、御指摘の物価についてですけれども、日々の生活に追われる中、どうしても目先の物価上昇ということに目を奪われがちなんですけれども、それが経済全体のサイクルにどういう意味を持ち、中長期的には個人の賃金ですとか暮らしにどう影響するのか、逆に、無理に価格を据え置いた場合、そのしわ寄せはどこに行くのかといったことを丁寧に御説明した上で、その先にどのような社会が待っているのか、どのような社会を目指したいのかといったビジョンを示すことが重要だというふうに考えております。
その際、データなどエビデンスを基にしつつ、受け手が自分事として捉えられるストーリーを伝えることが鍵になるというふうに考えております。人々のアテンションが短くなっている中で難しい面もございますが、国民にとってもその長期的な影響というのは知る権利があるというふうに思いますので、そこを丁寧かつ効果的に説明していく努力が必要かと思います。
これを国の収入支出の決算を検査する会計検査院に当てはめてみますと、検査の結果や国の財政状況に関する情報を国民の皆様に分かりやすく伝えていくことは重要な使命の一つであると考えております。仮に検査官に任ぜられた場合は、検査結果等についての広報の状況をよく聞き、ほかのお二人の検査官とも意見交換しながら、メディア出身というこれまでの経験を生かし、分かりやすく国民の皆様にお伝えしていくにはどうしたらいいかということを検討してまいりたいというふうに考えております。
浜
浜野喜史#28
○浜野喜史君 これで最後の質問にいたしますけれども、人材の登用についてお伺いいたします。
会計検査院におきましては、高度の専門性や多様な経験を有する民間人材の検査業務への登用拡大が必要ではないかというふうに私は考えておりますけれども、御見解をお伺いしたいと思います。
この発言だけを見る →会計検査院におきましては、高度の専門性や多様な経験を有する民間人材の検査業務への登用拡大が必要ではないかというふうに私は考えておりますけれども、御見解をお伺いしたいと思います。
田
田中淳子#29
○参考人(田中淳子君) 民間からの登用も含めて、時代のニーズに合った多様な人材を戦略的に確保、育成していくことは私も大変重要であるというふうに考えております。
私は、これまで取材者として活動してきましたが、DXやAIなど、社会の多様化や技術の進歩のスピードはますます加速していると感じております。そのような社会情勢の中で、非常に広範な国の行財政を検査対象とする会計検査院の仕事においては、職員それぞれの専門性を高めていくということが求められ、また外部から様々な有識者の知見を得ることが必要ではないかと推察しております。
組織マネジメントの点で申し上げますと、特定の人材に偏ることなく、多様な人材を受け入れることによって、新たな視点からの検査というのも生まれてくるのではないかというふうに思っております。
この発言だけを見る →私は、これまで取材者として活動してきましたが、DXやAIなど、社会の多様化や技術の進歩のスピードはますます加速していると感じております。そのような社会情勢の中で、非常に広範な国の行財政を検査対象とする会計検査院の仕事においては、職員それぞれの専門性を高めていくということが求められ、また外部から様々な有識者の知見を得ることが必要ではないかと推察しております。
組織マネジメントの点で申し上げますと、特定の人材に偏ることなく、多様な人材を受け入れることによって、新たな視点からの検査というのも生まれてくるのではないかというふうに思っております。