伊藤忠彦の発言 (決算委員会)
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○国務大臣(伊藤忠彦君) 山口さんにお答えを申し上げます。
御案内のとおり、東日本大震災から既に十四年が経過をいたしました。被災地の皆様方の絶え間ない努力により復興は着実に進歩しているという一方で、被災地は、人口減少ですとか高齢化ですとか、あるいは産業の空洞化といった全国の地域に共通する課題を抱える、いわゆる課題先進地というような状況でもあると認識をしております。
こうした中で、単に元に戻すだけではない、創造的な復興をつくり上げていくということを取り組んでおりまして、例えば、福島県におきましては、福島イノベーション・コースト構想に基づいて新産業の創出と関連事業の集積を進めさせていただくとともに、我が国の科学技術、産業競争力を引き上げていくために、福島国際研究教育機構、これ、今年の予算で着工させていただきました。できるだけ建物を早く建てて研究者を集めてまいりたいということを準備しております。これを創設し、各分野の研究開発にも取り組んでおります。
一つ、是非聞いていただく事例を申し上げておきたいと思います。現在行われている大阪・関西万博、あそこに大屋根リングというものがございます。あの大屋根リングには、先生よくお分かりですけれども、福島の材木も使ってもらって、そしてその材木、どうやって使うようになったかといえば、木材の加工の新しい技術を福島県内でつくって、そしてそれをしっかり使っていただいていると。私も工場まで行ってまいりまして見せていただきましたけれども、確かに大変なことをこうして福島でもやっていただいているんだなということを大変関心を持って見せていただいたところでございます。
そうしたことと併せてなんですけれども、被災地の中では、観光の施設や交流の施設の整備なども政府全体の地方創生の施策を活用させてもらって、持続的な観光客、交流客の増加などに取り組んでいることでございます。
これも、今、もう先週終わりましたけれども、万博でもちゃんと復興庁として出させていただきまして、六日間、計、やらせていただきましたけれども、六日で大体五万人ちょっと超えないぐらいのお客さんにも来ていただいて、もう是非福島を訪問してもらいたいということで、一生懸命、大阪でも宣伝をさせていただいてまいりました。
私どもは、先ほど先生がおっしゃったとおり、福島の復興なくして東北の復興なし、東北の復興なくして日本の再生なしと、その強い決意の下に、引き続きあらゆる施策を活用して復興に全力で取り組んでまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
以上です。