福岡資麿の発言 (厚生労働委員会)
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○国務大臣(福岡資麿君) 戦没者の遺骨収集につきましては、御紹介いただきましたように、新型コロナ等の影響によりまして事業が滞っていた状況を踏まえまして、遺骨収集に関する集中実施期間を令和十一年度まで延長する遺骨収集推進法の改正がございました。
御紹介いただきましたように、水落敏栄先生の後、私も昨年十月までは党の遺骨帰還に関する特命委員会の委員長を務めさせていただいておりまして、ここに関わらせていただいたということでございます。
その上で、現在は、現地情勢の影響により実施できていない一部の地域を除きまして、コロナ禍前と同程度におおむね計画どおり実施できるようになってきてございます。例えば、パラオ諸島のペリリュー島におきましては、集中実施期間中に実施しました米国の国立公文書館での資料調査等で得られた情報に基づく現地調査の結果、昨年の九月に集団埋葬地が確認され、これまでに十九柱相当の御遺骨が見付かるなど、着実に成果が上がってきているところでございます。
これも御言及いただきましたが、一昨日、硫黄島で開催されました日米硫黄島戦没者合同慰霊追悼顕彰式に総理、そして防衛大臣と共に出席をさせていただきました。本年で戦後八十年を迎える中で、この硫黄島におきましても、日本人の戦没された方、まだ半数以上の方のお骨が見付かっていない、そういう状況でございます。
そして、現地に行って感じましたのは、まだその当時の武器とかがそのまま外で見られるように屋外に置いてあるような状況をつぶさに拝見させていただいたり、それこそ、栗林中将だったり市丸少将とかがその指揮を執られたごうを実際に見させていただいたりしました。中にも入らせていただきましたが、地熱で、普通の外気温でもこちらより十度ぐらい高いんですが、地熱でもうそれよりそのごうの中って本当に暑くて、全員入った方も汗だくになって拝見をさせていただいたこと考えると、当時、戦っておられた方々がどれだけ苛烈な環境の下で、そういう、祖国を思って戦いに臨まれていたかということをある程度体感するようなことができたというふうに思っております。
先ほども申しましたように、硫黄島でもまだ半数以上の方がお骨が見付かっていないということもあります。いまだ御帰還を果たされていない多くの御遺骨が眠るかつての激戦地を訪れ、一日も早く御遺骨を収集し、御遺族にお返ししたいという思いを一層強くしたところでございます。