中野洋昌の発言 (国土交通委員会)
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○国務大臣(中野洋昌君) 吉川委員にお答えを申し上げます。
リニア中央新幹線、これは東京、名古屋、大阪の三大都市圏を一つの圏域とする日本中央回廊を形成し、日本経済を牽引するとともに、東海道新幹線とのダブルネットワークによるリダンダンシーの確保を図る、国家的見地に立ったプロジェクトでございます。
また、委員の御指摘のリニアの中間駅は、これは新たな交通結節の核として、鉄道や道路ネットワーク等と連携することにより、広域的な人的交流の拡大につながり、地方創生二・〇の実現にも貢献をするものだというふうに考えております。
リニア中央新幹線の品川―名古屋間につきましては、いまだ着工のできていない静岡工区の早期着工が早期開業に向けた重要な、重大な課題であるというふうに認識をしておりますので、国土交通省では、有識者会議において水資源や環境保全に関する報告書を取りまとめた上で、昨年の二月に立ち上げました静岡工区モニタリング会議を通じまして、これらの報告書に基づくJR東海の対策状況を継続的に確認をするとともに、静岡県とJR東海の協議に国土交通省も入って一層の対話を促しているところでございます。
私自身も、JR東海の丹羽社長や静岡県の鈴木知事と直接お話をするなど、国土交通省も全力を挙げて静岡工区の早期着工に向けた環境整備に努めているところでございます。
また、工事の進捗の中で、一部の地域において、地下水位の低下など工事に起因する課題も発生をしておりまして、地元住民の方々への丁寧な説明や状況に応じた適切な措置がますます重要となってきております。これも、本年一月、私からJR東海の丹羽社長に対しまして、安全や周辺への影響に十分配慮して工事を進めることと、工事の状況について地域住民へ丁寧な説明を行うとともに、万が一トラブル等があった場合には速やかに地元関係者に対して情報共有を行うことを指示したところでございます。
国土交通省としましては、リニア中央新幹線の一日も早い開業に向けまして、関係自治体の御協力もいただきつつ、引き続きこのような取組をしっかり進めてまいります。