船橋利実の発言 (財政金融委員会)

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○船橋利実君 次に、とある報道記事を目にした内容をお話しさせていただきますと、八年ぶりに低下した国民負担率のからくり、実は国民負担額は増えていたという内容のものでありました。
 この記事の中では、財務省が発表した二〇二三年度の国民負担率の実績値、これは四六・一%と過去最高だった二二年度の四八・四%から低下をしている、低下したのは二〇一五年度以来八年ぶりのことだ、毎年国民負担率が過去最高を更新し続けてきたことを考えると画期的な出来事だと評価されている。国民負担率が下がったのは二〇二三年度の実績で、計算式の分母となる国民所得は四百九・六兆円から四百三十七兆円に六・八%増えたことによるものでありますが、分子の租税負担と社会保障負担が減ったわけではなく、租税負担は百二十・四兆円から百二十二・一兆円に一・四%増加、社会保障負担も七十七・八兆円から七十九・六兆円に二・三%増えており、合計では、百九十八・二兆円から二百一・七兆円に一・七%、金額にして三・五兆円、消費税一・五%相当分になります。結局、国民負担率は低下をしたが、国民負担額は増えていると記載されておりました。
 二〇二四年度にありましても、国民負担率は四五・八%に低下をしておりますけれども、これも同様に、国民所得は四百五十二・八兆円に三・四%増、租税負担と社会保障負担の合計は二百七・三兆円、二・八%の五・六兆円と消費税二・四%相当分が増えております。国民側からすると、名目賃金の上昇、給与が多少増えても、それを上回る物価上昇によって生活が苦しくなっており、租税負担、社会保障負担は重いと実感されているのが実態だと思います。
 そこで伺いますけれども、国民負担率が下がっても国民の負担額、負担感までは下がるものではないという認識でよいのか。また、この先もインフレ経済が続き、社会保障費も増えていく見通しの中で、一方、生産労働人口とか総人口は減少するということを踏まえると、国民負担率の在り方についてはどう考えていくべきとお考えか、伺います。

発言情報

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発言者: 船橋利実

speaker_id: 5171

日付: 2025-03-25

院: 参議院

会議名: 財政金融委員会