吉良よし子の発言 (文教科学委員会)

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○吉良よし子君 大臣、学生が一人前の人間だと認識しているかどうかについては御答弁なかったというのは、私は残念だと思っております。
 一方で、学生について、学費の苦労について様々事情があることは承知していると御答弁されました。また、昨日の本会議の中でも様々声を聞いてきたやに聞いているわけですけれども、その中で、例えば学費値上げ反対の院内集会について触れられました。ただ、その集会に大臣御自身は参加されていないわけですね。現在、現に今この委員会にも学生を呼べていないと。本当にその直接学生のリアルな声を聞く意思があるのかどうかというところはやっぱり問われているんだということを申し上げたいと思うんです。
 この二月十三日に行われた学費値上げ反対の集会に参加された皆さん、学生の皆さんと、私、懇談もしました。今回の法案の議論に参加できないことについて本当に落胆をして憤っていたわけですけれども、私たち学生は、何かというと、若くて元気で、しかし何も分かっていない存在とか、暇だけはあるような勝手なイメージ持たれているんじゃないかということを言っているわけですね。でも、実は、リアルはそうじゃないんだと。日々バイト漬けで疲弊して、勉強する時間もないぐらい忙しいし、そして困窮によって夢を語ることもできないし、病院にも通えないような学生がもう増え続けているんだと、そういうリアルな実態があることが理解されているとは思えないという声を聞いたわけです。何より学生たちは、何も分かっていないどころか、学費の問題のみならず、今回の修学支援の制度についてもよく理解して、問題意識持って改善を訴えていると私は思っています。
 お配りした資料、御覧ください。
 これは、その学費値上げ反対運動に立ち上がった学生有志の皆さんによる本法案に対する意見書です。これは各会派にも届けられたと聞いています。
 読み上げますが、「二〇二五年二月十三日に行った「学費値上げ反対運動に立ち上がった:苦しむ学生の声を聴く! 院内集会」に参加した私たち学生有志は、大学等における修学の支援に関する法律の改正案について、以下に示すように五項目の意見を表明いたします。同法案の審査・審議の際には、学生当事者の意見として尊重していただきたく存じます。」とあり、一、学費問題を焦点化した目的にしてください、二、世帯年収約六百五十万円まで授業料等の負担を求めることが極めて困難な状況と認めてください、三、特に優れた者であることを授業料等減免の対象となる条件にしないでください、四、授業料等減免の対象の判定において家計の特別な事情を認めてください、五、財源について消費税増税分を上限とするように読める条文を削除してくださいという意見を掲げられているわけです。
 今日、私は、この学生の意見に基づいて質問していきたいと思います。
 まず、二の世帯年収約六百五十万円まで授業料等の負担を求めることが極めて困難な状況と認めてくださいについて確認していきたいと思うんですが、今回の法案、先ほど来あるとおり、多子世帯に限って支援を拡充するというものですが、なぜこの年収要件の引上げで対象を拡大しなかったのか、局長、御答弁ください。

発言情報

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発言者: 吉良よし子

speaker_id: 31216

日付: 2025-03-27

院: 参議院

会議名: 文教科学委員会