下野六太の発言 (文教科学委員会)
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○下野六太君 公明党の下野六太でございます。
午前中の質疑の様子をお伺いしながら、大いに過去を振り返りながら反省をしているところであります。私は体育の教師を中学校で三十年間務めてきましたが、昼休みをほとんど十分に休まなかったなということで反省をしているところであります。
子供たちの中にはマット運動でバク転ができるようになりたいという子がおりまして、そういう子をマット運動の正規の授業の時間で教えると、やはり先生は得意な、マット運動が好きな子に寄り添うんだというような感じの雰囲気が流れていきまして、それで、何をやってもいいというような昼休みの時間においでということで、昼休みにバク転ができるようになりたい子を教えていくというような時間をつくっておりました。
結局、そういう子が毎日少しずつ練習を積み重ねていって、やがてバク転ができるようになったときに非常に大きな達成感に包まれていく喜びを共にできたことが、非常に私としても喜びの時間でありました。
教師の働き方改革の中で、勤務時間の中できちんと休むということも私は非常に重要だというふうに思っておりますが、その一方で、若い先生たちによっては、いろいろな子供たちのために何かをしたいというようなことを考えている教師も中にはいるということも理解をいただきたいというふうに思います。
まず、今回の改正案の提出に至る背景について伺いたいと思います。
学校における働き方改革を進めるため、令和元年に給特法が改正されまして、翌年には、時間外在校等時間を原則として一か月で四十五時間以内、一年間で三百六十時間以内などとする上限指針が策定をされました。
その後、令和四年度に行われた教員勤務実態調査に基づく推計によりますと、教諭の月当たりの時間外在校等時間は小学校で約四十一時間、中学校で約五十八時間となり、前回調査となる平成二十八年度に基づく推計と比べ、改善が図られました。ただし、上限指針を超える教諭も一定程度存在するなど、課題も見られます。
こうしたことから、令和五年に中央教育審議会に諮問され、昨年八月に答申がまとめられました。その後、昨年末には、文部科学大臣と財務大臣との教師を取り巻く環境整備に関する合意が交わされ、今回の改正案提出に至ったと承知をしています。
そこでお伺いしたいと思いますが、令和元年の給特法改正から約五年を経て今回の改正案の提出に至ったわけですが、文部科学省として、令和元年の給特法改正の成果をどのように捉えておりますでしょうか。また、どのような点を残された課題として認識し、その課題の解決のために今回の改正案でどのような内容を盛り込むこととしたのでしょうか。政府の見解を伺いたいと思います。