伊藤孝恵の発言 (文教科学委員会)

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○伊藤孝恵君 皆さん苦笑していらっしゃいましたけど、参議院の文科委員会全員でしっかりと受け止めるというのを聞いていただきましたので、しっかりと受け止めていただきたいと思います。
 妹尾参考人からも貴重な御示唆がございました。教員の人気は下がってきたというけれども、一体誰から最も選ばれなくなったのかというエビデンスが示されました。答えは、大臣、女性です。男とか女とかいう時代じゃないので、二〇二〇年度からは受験者の男女別内訳を把握しない自治体が出てきて、過去五年の数字は分かりません。分かりませんけれども、二〇〇〇年度と二〇一九年度の全国の教員採用試験受験者数の増減率というのを見ると、公立小学校、男性プラス五二・四%、女性マイナス二一・五%、公立中学校、男性プラス五八・九%、女性マイナス三五・九%、公立高校、男性マイナス五・二%、女性マイナス五〇・九%。そうなんです、もう半分なんですね。
 この調査をされた名古屋大学の内田教授によれば、教育実習等でかいま見た厳しい労働環境というのが女性が選ばない一因になっているんではないかという指摘がありました。
 例えば、私の元にも、お手洗いに行けなくて膀胱炎になったとか、生理ナプキンを換える時間がないとか、月経随伴症状で休むというような制度が整っていないとか、妊娠、つわり、出産、その育児との両立というのができない、もう本当にぎりぎりの体力勝負だということ。それから、これが一番私ぐっときたんですけれども、我が子の学校行事と勤務先の学校行事が重なるんだと、そして仕事を選ぶ、で、子供に泣かれて、すごくその罪悪感にさいなまれる。それから、これも許せなかった、若い先生に対して、子供を産んでいないあなたに何が分かるのと言ってくるモンスターペアレントに涙したという先生もいた。これ、それは誰も選びませんよね、大臣。
 そういう部分で、今、今日現在、衆参国会議員七百五人おりますけれども、女性は百三十四人です、一九%。そして、石破政権におけるたった二人の女性というさがを持った大臣の一人であるあべ大臣、そのお一人ですから、こういった女性の教員の課題、そしてその課題をどうしていくかというのに対してプロジェクトを組んでいただきたいですし、改善していただきたいんです。いかがでしょうか。

発言情報

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発言者: 伊藤孝恵

speaker_id: 17711

日付: 2025-05-29

院: 参議院

会議名: 文教科学委員会