江藤拓の発言 (予算委員会)

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○国務大臣(江藤拓君) お答えをさせていただきます。
 岩本議員におかれましては、いつも、酪農を始め農政問題、一生懸命一緒にやってまいりました。これからもよろしくお願いいたします。
 まさに、放出する段階で、まずどれだけ出したらいいかということは物すごく悩みました。最初は五万トンぐらいかなと。じゃ、足りないかな、十万トンかなと。しかし、目安がありません。相手はマーケットで、しかもプレーヤーがどこにいるか、どういう方々が相手かもよく分かりませんので、もうぎりぎりのタイミングで、本当にぎりぎりのタイミングで二十一万トンに決めました。
 そのときは本当に大丈夫かと思いました。どこかに在庫は必ずある、そして、この放出によってその半分でも一気に市場に出てきたら大暴落するんじゃないか。そのときに、私は農政やってきましたから、生産者の方々が何てことしてくれるんだという、大変な御批判を浴びる可能性もあるなと。しかし、結果としては、今も四千円、スーパー店頭が四千七十七円という状況が続いております。
 ですから、売り渡すことも大変難しい判断ではありましたが、委員御指摘のとおり、どのように買い戻すか、これはもっと難しいと思っています。余りにも高めの水準で買戻しを始めれば、消費者の方々は、何だと、やはり農林水産省はいわゆる農家を守ることに軸足を置き過ぎているんじゃないかと言われるでしょうし、放置すれば、農家の方々から、やっぱり安値に誘導することだけ考えているんだと、生産基盤を守ることに関心を持っていないんだという誤解を生む可能性があります。
 ですから、これからどのタイミングで買い戻すかは、出来秋を見て考えることが基本ではありますが、急激な価格の下落があれば早いタイミングで買い戻すこともあります。ただ、買戻しについても、一年以内ということが審議会の答申ではありましたけれども、一年を超えて買い戻すこともあるということを発表いたしましたし、その備蓄米についても、毎年この時期までには二十万トン、播種前ですから契約をするわけでありますけれども、これもやっぱり、二十万トン今市場から吸い上げるというメッセージは果たして今後の米価にどう影響するのか考えて、当分の間、これも延期するということにいたしました。
 ですから、今でも、どうするのかと言われれば、もう本当に毎日一生懸命考えてやるしかないと思っております、農林水産省も経験のないことをしておりますので。ただ、生産者の方々にもこれぐらいであれば納得していただける、消費者の方々にも生産コストの上昇分について御理解をいただいて、御理解いただける、そのような水準に何とか落ち着けるように、何とか頑張ってやってまいりたいと考えております。

発言情報

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発言者: 江藤拓

speaker_id: 28161

日付: 2025-03-19

院: 参議院

会議名: 予算委員会