藤波匠の発言 (国民生活・経済及び地方に関する調査会)

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○参考人(藤波匠君) 具体的な提言というのは難しいんですけれども、私の資料で十六ページ、一番後ろのページに付けたものが、これ、大学一年生の数、数字、人数なんですね、学生の数を見たもので、男女、特に理系学生を見ているんです。医学、保健を除く理系学生、いわゆる、だから理学部とか工学部とか、そういったところにいる学生の数を数えたものなんですけれども、男性で大体、男性の三〇%が理系に進んでいますよと、医学部とか除いています。女性だと一〇%という構図は長期にわたって変わってないんですね。
 これだけSTEM教育が重要だとかSTEAMだとか、いわゆるリケジョ教育が重要だと言われていながら、まず大学側が変わってないという問題、まあ変えられないという問題、先生いっぱい替えちゃっているので変えられないという問題はあるかもしれませんけれども、やはりこれ、これから大学が定員割れをしていく流れの中で大学再編というのが必ず大きな課題になっていく中では、やっぱり社会に求められる人材をしっかりつくっていくという視点が重要だと考えています。
 今社会に求められている人材は何かというと、今は情報通信業ですけれども、やはり長期的に見たときに、もう情報通信だけではなくて、いろんな意味で、研究開発とかということで理系教育というのはやはり重要、一般に言われていますけど、それ重要だと私考えているんですね。なので、理系の比率をしっかりと高めていくということが必要だと考えています。
 大学だけ変わっても、恐らく受験希望者変わらないんですよ。今七対三ぐらいの理系志望者という構図は余り変わらなくて、なので、やっぱり中高のキャリア教育みたいなものをしっかりと充実させていくということが重要だと思っています。
 あともう一つだけ言わせていただくと、先ほど企業と大学の連携という話をしました。唾付けるのはなかなか、青田買いみたいになっちゃって余り良くないとは思うんですけど、先ほど、その前の表で、前のページ、十五ページの表で研究者が増えてないという話をしました。これ、日本の成長力に大きくマイナスな要因になっているんですけれども、ちょっと見ていただきたいのは、これ、例えば非製造業の研究者というのは、金融とか、あとIT系とかはここに入ってくるんですけど、非製造業の研究者はアメリカのこれ十分の一なんですね、半分じゃないんですよ。これ、縦軸が対数軸になっているので、十分の一しかいないんですね。もう圧倒的に負けちゃっているということで、やっぱりそういったところでしっかりと必要とされる人材を大学が育てていく、そして企業がそれを採用していくという好循環をつくっていくということが重要だと考えています。

発言情報

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発言者: 藤波匠

speaker_id: 17365

日付: 2025-02-12

院: 参議院

会議名: 国民生活・経済及び地方に関する調査会