河西宏一の発言 (予算委員会)
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○河西委員 公明党の河西宏一です。
赤澤大臣、今回の交渉、大変にお疲れさまでございました。
これまでの議論を踏まえまして、二問目からスタートさせていただきたいというふうに思います。
今日の質疑をお伺いしておりまして、今回、投資ということが非常に大事なテーマでありますので、リスクヘッジも必要でありますけれども、やはり、これまでの三十年間を振り返りまして、これは自戒も込めて、リスクテイクをして、いかにチャレンジをしてこの日本経済を成長に転換をしていくか、こういう議論が求められているんだろう、国益の確保には必要なんだろうというふうに思っております。
二問目でありますけれども、五千五百億ドルの戦略的投資、これはここからが本当の勝負であります。先ほどのみなし配分額等のリターンもそうでありますけれども、この投資自体にどういう価値をもたらしていくのか。したがいまして、実務的には、日米の協議委員会の議論の中身、また、それを踏まえた投資委員会へのインプット、これが大事だというふうに思っております。
このMOU、法的拘束力はないわけでありますけれども、ただ、米国の意思として、日本が投資したプロジェクトに対して、先ほども大臣、御答弁ありましたけれども、土地のリースでありますとかエネルギー、こういったインフラを提供をしていく。私が大事だなと思ったのが、規制プロセスを迅速化をしていく、こういった意思も明確に示されたところであります。加えて、日本のベンダーやサプライヤーの選択も可能であるということであります。
そこで、これは厳格な知財の管理が前提になりますけれども、例えばフィジカルAI、これはロボットのAIでありますが、これは日本ではデータセットが全く足りておりません。他方で、米中はどんどん先を走っております。こういったことを開発をしていく。あるいは、核融合、フュージョンエネルギー、これは二〇三〇年代への実用化前倒しが今民間でも声が上がっております。加えまして、自動運転の実証実験、こういったものも有効なんだろうというふうに思っております。
少子高齢化、人手不足、こういった我が国の喫緊の課題があります。また、様々な安全保障、こういったことも踏まえまして、こうしたものに資する科学技術、今、我が党は科学技術予算の倍増を掲げて、訴えておりますけれども、その実用化や標準化、あるいは逆輸入、こういったことを念頭に置いたプロジェクトを是非協議委員会で日本側から提案をして、そしてこの戦略的投資をしたたかに運用していくことが実はこれからの勝負なのではないか、このように思いますけれども、大臣の御見解を伺いたいと思います。