西園勝秀の発言 (外務委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○西園委員 御答弁ありがとうございます。
よく、岡田外務大臣の答弁、これを継承しているということを述べられますが、私たちの認識では、あくまでも非核三原則は堅持する、この立場に立って、究極的な有事の際にそのときの政府が命運を懸けて判断するとの答弁であると認識しておりまして、この非核三原則は堅持しているという当時の民主党政権の立場であったというふうに私は理解しております。私ども公明党は、本当に、国民の命を守る、そのためにこそこの非核三原則はあるというふうに考えております。
我が国は、罪のない多くの民間人を犠牲にしたさきの大戦の深い反省に立ち、戦争放棄を掲げた日本国憲法を制定しました。そして、唯一の戦争被爆国として、核兵器を持たず、作らず、持ち込ませずの非核三原則を堅持し、平和国家としての道を歩んでまいりました。
この非核三原則は、一九六七年十二月の衆議院本会議において、公明党の議員の代表質問に答える形で、当時の佐藤栄作首相がこれを厳粛に遵守すると明言して以降、歴代総理が、政権がこれを踏襲し、日本の国是として確たる地位を築き上げてきました。
広島、長崎の被爆者の皆様も、長年にわたり、核の非人道性を訴え続けてこられました。二度と核兵器を使わせてはならない、この揺るぎない覚悟と決意は世界から称賛され、昨年、日本被団協がノーベル平和賞を受賞するに至りました。
平和憲法を持つ我が国こそ、法の支配に基づく国際秩序の構築を主導すべきです。緊張が続く現在の国際情勢の中で日本を守っていくために、日米安保条約に基づくアメリカとの協調、これは本当に大変重要であり、現状、核抑止を否定することはできませんが、しかし、それと同時に、安全保障を、軍事中心とする考え方だけではなく、対話を通じた合意と納得を基調とするソフトパワー中心の外交を進めていくことが極めて重要でございます。政府におかれましては、是非そのことを基調として、対話外交を世界に発信していただきたい、そのことを強く念願をいたします。
核の脅威が高まる今、対話による意思疎通は戦争を避ける唯一の道でございます。その延長線上に核廃絶、これの実現を目指していきたいと私は考えます。
茂木外務大臣は、核兵器のない世界をどのようにすれば実現できるとお考えでしょうか。これまで日本の外交を引っ張ってくださったまさに茂木外務大臣のその御経験から、是非、その道筋、御見解をお聞かせいただければと存じます。