金子恭之の発言 (国土交通委員会)
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○金子国務大臣 菊池委員には、大臣就任直前まで東日本大震災復興・防災・災害特別委員会の非力な委員長をお支えいただきまして、心より感謝を申し上げたいと思います。
また、水災害とは違いますが、昨日、熊本で地震が発生をいたしました。九年前の熊本地震の体験も踏まえまして、しっかりと、これから起こることに対する備え、国土交通省には気象庁もございますし、また関係部署、熊本県や地元自治体、そして九州地方整備局や地元の国道、河川事務所等々も含めて、万全の体制で備えてまいりたいというふうに思います。
私の地元は日本三大急流の球磨川が流れております。また、委員の御地元には最上川が流れておりまして、しかも同じような狭隘な渓谷を流れていくということで、事前防災という、災害復旧も含めて、非常に地形的に工夫をしなければいけないところでございまして、いろいろなダムとか遊水地とか、あるいは護岸とか掘削とか、いろいろなものをした流域治水を進めていかなければいけないということを思いました。
そして、多分九月だったと思うんですが、最上川にも自民党の治水議連で視察をさせていただきまして、その進み方を見させていただいたところでございます。そういう意味では、危険な川を共有しているということで、同じ思いを持っているところでございます。
球磨川に大きな被害をもたらしまして、球磨川流域を濁流が、人家をのみ、多くの方々がお亡くなりになり、多くの方々が被災をした令和二年七月豪雨など、線状降水帯は甚大な被害をもたらす現象であることから、その予測精度向上や情報の改善は喫緊の課題であると考えております。
このため、気象庁では、国土強靱化の取組の中で、次期静止気象衛星ひまわり十号の整備を進めているほか、気象レーダーの更新強化やスーパーコンピューターの更新等、観測、予測の強化を進めており、これら最新技術を生かすための人員、体制強化にも取り組んでいるところでございます。
これによりまして、線状降水帯の発生を半日程度前に予測する情報について、現在は府県単位で提供しているものが、令和十一年からは市町村単位で発表できるようになるなど、より精度の高い、きめ細かい情報提供ができるようになると見込まれております。
豪雨等の自然災害が頻発、激甚化する中で、線状降水帯による大雨災害から国民の生命や財産を守るためにこのような取組を更に強化してまいりたいと思っております。