松本洋平の発言 (文部科学委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○松本(洋)国務大臣 党の緊急提言でも触れられておりますけれども、デジタル化、生成AIの飛躍的進化、また少子高齢化の加速化の中で、デジタル分野を始めとする理系の専門人材や地域の社会や経済を支えるエッセンシャルワーカーが大幅に不足をするということが見込まれているところであります。
一方で、我が国の教育は、高校普通科で早期に文系、理系を選択し、文系の生徒が理数科目から離れてしまう状況にあること、国際的に見ても理工系の大学入学者割合が少ないこと、大学の入学定員が都市部の大学に集中しており、それらの大学では理系の比率が比較的低いことといった構造的な課題によりまして、人材需要を満たすことが難しくなってきているところであります。
この構造を転換するためには、文理分断を乗り越えて、専攻にかかわらず理数的素養を身につけられる教育への質的改善、成長分野転換基金を活用した大学、高等専門学校における理工、デジタル系分野の人材育成の強化、人口減少下でも地域に不可欠となる人材を育成する方策を地域で協議、実行する仕組みの推進などにより、高校教育から大学教育までの構造改革に一気通貫で取り組むことが必要と考えております。
先日の日本成長戦略本部におきまして、未来成長分野に挑戦する人材育成のための大学改革、高専等の職業教育充実に関して、総理から取りまとめ担当大臣に指名をされたところでもあります。
実際に、PISAの結果なんかを見ましても、大変日本は義務教育修了段階では比較的高い理数リテラシーを持つ子供の割合が多いけれども、それが高等教育段階に入っていくと文系の方にシフトをしてしまっているというような結果も出ているところでもありまして、こうした実態というものもしっかりと認識をした上で、私の下に、議論、検討のためのタスクフォースを先日設置をさせていただきました。さきに述べた課題意識を持って、人材育成システム改革にしっかりと取り組んでまいりたいと存じます。