高市早苗の発言 (本会議)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○内閣総理大臣(高市早苗君) 斎藤アレックス議員の御質問にお答えいたします。
 強い民間経済をつくるための環境整備についてお尋ねがありました。
 日本成長戦略本部では、十七の戦略分野の担当大臣に対し、供給サイドに働きかける投資の支援のみならず、官公庁による調達や規制改革など、需要サイドからの支援を含む総合的な供給力の強化策を取りまとめるよう指示しました。
 十一月二十一日に閣議決定した総合経済対策では、危機管理投資、成長投資による強い経済の実現に向けて、複数年度の予算措置を講ずることとし、足下で必要な政策を果断に実施するため、各戦略分野について、投資促進策を盛り込みました。
 責任ある積極財政の下での投資支援策は、強力に民間企業による投資を引き出す形で戦略的に進めていきます。
 これまでにない形で、投資の予見可能性を高め、真の官民連携を実現します。
 来年夏の成長戦略の取りまとめに向けて、各戦略分野の投資促進策について、具体的な検討を加速し、危機管理投資、成長投資により、強い経済を実現してまいります。
 人への投資についてお尋ねがありました。
 強い経済の基盤となるのは優れた科学技術力であり、そのためには、イノベーションを起こすことができる人材が不可欠です。
 令和七年度補正予算案において、高等学校教育改革促進基金の創設による産業イノベーション人材等の育成、国立大学法人運営費交付金を含む国立大学の教育研究基盤の維持、科学研究費助成事業や創発事業による若手研究者の国際的、創発的研究等への支援などの必要な経費を計上しています。
 また、来年度から始まる第七期科学技術・イノベーション基本計画の取りまとめに向け、我が国の科学を再興すべく、運営費交付金などの基盤的経費や、基礎研究への投資の大幅な拡充について検討するよう、関係閣僚に指示いたしました。
 我が国の強い経済の基盤の構築に向けた戦略的な投資に取り組んでまいります。
 社会保障改革についてお尋ねがありました。
 OTC類似薬を含む薬剤自己負担の見直しについては、先日閣議決定した総合経済対策の中で、現役世代の保険料負担の一定規模の抑制につながるよう、具体的な制度設計を令和七年度中に実現した上で、令和八年度中に実施するとしています。
 次に、外来特例を含めた高額療養費制度の在り方については、現在、患者団体も参画する専門委員会において議論が行われており、丁寧に検討を進めます。
 診療報酬改定については、インフレ下における医療給付の在り方と現役世代の保険料負担の抑制との整合性を確保しつつ、地域で必要な医療が確保されるよう、検討していきます。
 こうした改革を通じ、現役世代の保険料負担をできる限り抑制できるよう、自民党・日本維新の会社会保障制度改革協議体での御議論も踏まえながら、予算編成過程でしっかりと検討を進めてまいります。
 いわゆる副首都構想についてお尋ねがありました。
 国全体の持続的な発展のために、東京一極集中の是正に向けて、人や企業の地方分散を図ることは重要であると考えています。
 また、大規模災害時の危機管理機能のバックアップ体制を構築することも重要であると考えています。
 このような観点から、いわゆる副首都構想については、与党による協議体において精力的に御議論いただいていると承知しており、しっかりと議論を深めた上で、早急に結論を得ていただきたいと考えています。
 議員定数の削減についてお尋ねがありました。
 身を切る改革は重要な課題であると認識しています。
 日本維新の会と自由民主党による、一割を目標に衆議院議員定数を削減するため、令和七年臨時国会において議員立法案を提出し、成立を目指すとの連立合意書の内容を踏まえ、先週、議員定数の削減に関する法案が提出されたと承知しています。
 国会における審議により、結果が出ることを期待しております。(拍手)
    〔議長退席、副議長着席〕
    ―――――――――――――

発言情報

speech_id: 121905254X00720251208_022

発言者: 高市早苗

speaker_id: 24045

日付: 2025-12-08

院: 衆議院

会議名: 本会議