山添拓の発言 (外交防衛委員会)
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○山添拓君 ですから、この高市総理の答弁によって関係悪化を招くような事態に対しては、視野を広げて答弁を撤回する、そういう姿勢が必要だと私は思います。
二〇〇八年の日中共同声明では、日中の双方は互いに協力のパートナーであり、互いに脅威とならないと合意しています。これは、双方が緊張と対立を悪化させるような行動を自制すべきという意味です。両国で確認され、維持されている合意に基づいて冷静な対話を行うべきだということを重ねて指摘したいと思います。
台湾有事をめぐる問題は、この間の一連の経過を見ますと、私は、平和と安定のために求められているのは、軍事的抑止力の強化ではなく、まともな外交ということをよく示していると思います。
ところが、総理は所信表明演説で、軍事費GDP比二%への前倒しを表明し、安保三文書に基づく大軍拡を加速しようとしています。
防衛大臣に伺います。
防衛省が八月末に公表した来年度の概算要求は八・八兆円余りでした。莫大なものですが、しかし、GDP比二%の水準ではありません。ところが、十月二十四日の総理の所信表明では、今年度中に二%と言い、安全保障環境の悪化が理由だとしています。二か月足らずで何が変わったんでしょうか。