岩本麻奈の発言 (厚生労働委員会)
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○岩本麻奈君 ありがとうございました。是非御検討をいただけると大変うれしいです。
最後に、攻めの予防医療と診療報酬の在り方についてお尋ねします。
私は、攻めの予防の本質とは、検査や薬を前倒しするだけではなく、むしろ医療に頼らない幸せな時間を国民にどれだけ増やせるのかだと考えております。
一方で、日本の医療費を膨張させている要因の一つは、有害性やコストがベネフィットを上回りかねない低価値医療、ローバリューケアが診療報酬上当たり前のメニューとして温存されていることです。
欧米でも、ウイルス性風邪に抗菌薬、軽い腰痛へのルーチン画像検査などが低価値医療として整理されてきたのと同じく、日本でも、バリウム検査、超早期の血液スクリーニング、腫瘍マーカーの慢性的実施、さらには高齢者のポリファーマシー、この辺は見直し対象になり得ると考えております。
医療DXでの全国レセプト、検査、処方、アウトカムを統合すれば、どの医療がどの層で入院、死亡、QOLに寄与したかを費用対効果も含めて可視化できます。その結果に基づき、低価値医療を診療報酬上整理し、浮いた財源と人材を在宅医療や緩和ケア、介護の処遇へ回す、これが現実的な改革と思います。
そこで伺います。このような低価値医療について認知されておりますでしょうか。将来的に、メディカルAIや医療DXなどを駆使して、できる限り増やしていくというお考えはありますでしょうか。