金子恭之の発言 (国土交通委員会)
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○国務大臣(金子恭之君) インフラは、力強い経済成長の実現や個性を生かした地域づくりのみならず、国民の生命、財産を守り、安全、安心を確保する基盤として大変重要な役割を担っております。
国土交通省では、委員がお触れいただきました平成二十四年十二月に発生をいたしました笹子トンネルの事故を教訓といたしまして、その翌年の平成二十五年を社会資本メンテナンス元年と定めまして、不具合が生じる前に対処する予防保全型メンテナンスへ転換し、計画的に老朽化対策を進めてまいりました。
こうした中で、本年一月に八潮市において下水道管路破損に起因する道路陥没事故が発生をいたしました。インフラの適切な維持管理は、良好なインフラサービスを提供するために必要なだけではなくて、適切な方法によるメンテナンスを怠れば国民の生命にも直結する取組であることを改めて痛感しております。
国土交通省では、この事故を受けて有識者委員会を設置し、十二月一日に、下水道のみならずインフラ全般について、国民の信頼と安心の確保に向けて、事故時に多くの方に影響を及ぼす可能性のあるような施設等への調査、点検の重点化など、めり張りを一層意識した新たなインフラマネジメントへの戦略的な転換が必要であるという提言をいただきました。この提言をしっかり受け止めまして、下水道分野における法令を始め、諸制度の見直しの検討を加速化するとともに、第一次国土強靱化実施中期計画を踏まえ、引き続き、令和七年度補正予算、そしてそれに続く令和八年度当初予算に向けて、必要かつ十分な公共事業予算の確保にしっかり取り組んでまいります。
笹子トンネルや八潮市のような事故を二度と起こしてはならないという強い決意の下、インフラ老朽化対策に全力で取り組んでまいります。