林正道の発言 (国土交通委員会)
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○政府参考人(林正道君) お答えいたします。
国土交通省では、平成二十八年より従来より安価で簡便な水位計やカメラを開発し、平成三十年より防災・減災、国土強靱化のための三か年緊急対策の予算など活用し、河川の観測網の充実に努めてまいりました。これにより、現在では、危機管理型水位計約八千基、簡易型河川監視カメラ約六千基を設置しています。
このような観測網の整備と併せ、予測モデルの精緻化や氾濫直前における短い時間間隔での水位予測を実現したことで、今回創設した氾濫通報制度や洪水の特別警報を実施できるようになりました。
また、新たに運用する高潮の予測モデルについては、これまでの潮位のみの予測に加えて、波の打ち上げ高を加味することで予測の精度を上げるものでございます。この打ち上げ高を計測するためには、夜間でも計測できるレーダーが必要となります。これまで非常に高価なものでしたが、今般、低コスト化した装置を開発いたしました。今後、三大湾等を始めとする海岸で順次新たな予測モデルを導入していく予定ですが、これらの海岸に今回開発した装置等を設置し、更なる予測精度の向上を図ります。
引き続き、洪水や高潮の観測・予測体制の高度化に努め、適時的確な防災行動につなげてまいります。