小池英夫の発言 (総務委員会)

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○参考人(小池英夫君) お答えいたします。
 委員御指摘のとおり、NHKの目的を定めました放送法第十五条には、公共の福祉のために、あまねく日本全国で受信できるように豊かで良い放送番組による国内基幹放送を行うことや、放送番組と番組関連情報の配信、国際放送などを行うことが明記されております。放送法では、放送を公共の福祉に適合するよう放送事業者が自ら律するよう定めていると承知しています。
 公共の放送とは、公共の福祉とは何かについて放送法に明確な定義はありませんが、放送法の趣旨を踏まえますと、正確で豊かな情報を広く伝え、人生に彩りを添える良質な番組、コンテンツを間断なく提供することがNHKが果たすべき役割、使命だと認識しており、それを担保するために、放送・サービスなどに関する様々な規定や仕組みを導入し、業務に当たっております。
 例えば、国内番組基準では、NHKは、公共放送として、何人からも干渉されず、不偏不党の立場を守り、放送による言論と表現の自由を確保し、豊かで良い放送を行うことで公共の福祉の増進と文化の向上に最善を尽くすことを規定しており、そのために具体的な国内放送の番組編集の基準を定めて、それに基づき放送・サービスを行っております。
 そして、番組のチェックや質の向上、適正化を図るために、放送番組を制作しているメディア総局の外に考査室を置きまして事前事後に内容をチェックしているほか、放送法で定められております放送番組審議会で外部の有識者から様々な意見を聞いております。
 また、経営計画で掲げましたコンテンツ戦略六つの柱につきまして、放送やサービスを通して実現できているのか、それぞれ世論調査を行い、公表もしております。
 さらに、NHKのニュースや番組が視聴者の皆様にどう接触され評価されているのか、量と質の両面から定期的に調査もして公表しております。このうち質的指標では、放送番組につきましては、正確な情報を迅速に伝える、また生活に役立つ情報が得られるなどといった十一の指標、ネットにつきましては、この十一の指標に加えて、求める情報や番組が簡単に幅広く得られるなどの五つを質的指標として設定し、調査を実施してきています。こうした調査結果については、ニュース、番組制作の現場で共有し、改善を図っております。
 これらの取組を通じながら、視聴者の皆様の声に耳を傾けながらより良い放送の実現に努めており、今後も、公共の福祉のためという目的を肝に銘じてNHKのあらゆる業務を行ってまいります。

発言情報

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発言者: 小池英夫

speaker_id: 33403

日付: 2025-12-02

院: 参議院

会議名: 総務委員会