伊波洋一の発言 (総務委員会)
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○伊波洋一君 是非、今後ともNHKが国民の信頼のあるものに、やはりずっと継続的に取り組んでいただくよう、この場でお願いを申し上げ、次に、地域問題に関連して、前回質疑を残した国民保護措置に基づく先島五市町村からの住民の島外避難の問題について伺います。
二〇二四年十二月に放送された「NHKスペシャル ”国境の島”密着五百日 防衛の最前線はいま」は、与那国町における自衛隊強化や島外避難計画に翻弄される住民の姿が描かれました。与那国町民の住民意見交換会でも、資料四のように、九州、山口への島外避難に当たって、町民は三辺の和が百センチ以内という手荷物一つだけを携行して、一か月間以上の避難生活に入ることが説明されていました。
また、配付資料五のように、先島五市町村住民の避難先地域である九州、山口は、「武力攻撃のおそれのない安全が確保されると想定される地域」と設定されています。
しかし、前回も指摘したとおり、熊本市の陸自健軍駐屯地や大分県湯布院駐屯地など、配付資料六のように、敵基地攻撃能力としての長射程ミサイルが配備される基地を含め、避難受入先の三十二市町のうち、二十三市町に自衛隊基地や在日米軍基地が存在することが防衛省資料により明らかになっています。
有事に軍事目標があるような地域が避難先です。島外避難計画は、先島五市町村の住民の安全確保が最優先になっているとはとても言えません。内閣官房はあくまで訓練上の想定にすぎないと繰り返していますが、では、三辺の和が百センチの荷物では少な過ぎる、あるいは九州、山口は安全とは言えないなど、先島五市町村が拒否をすれば、これらは見直すのですか。