奥田ふみよの発言 (総務委員会)

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○奥田ふみよ君 ありがとうございます。
 大臣、この国、少子化が大問題なんです、ずっと。過去最悪の少子化が今なんです。それが今の日本の問題です。この国務大臣として、子供たちを守るためにそこに立っていらっしゃることを一緒に共有させていただきたいと思うんです。とんでもない今緊急事態なのを一緒に共有して、そして御理解いただいて、緊張感を持っていただきたいと思うんです。
 アメリカの経済成長のためにはぽおんとお金を八十兆出して、軍事費には六十兆もの予算をぽおんと付けてお金刷るんですよ。規模感がそちらの方は全然違うんですね、お金あるじゃないかって。その百兆円超えのお金、子供を守るために今は使わないかぬのやないのですかと私言いたいんですよ。
 小中学校の先生たちがどんな大変な労働を強いられているか御存じでしょうか。れいわ新選組の大石あきこ衆議院議員は何度も教員のブラック労働について質問をしていますが、学校の先生が休めていない実態は、もうとっくに全国中で知れ渡っています。
 私の地元福岡県福岡市の中学校の教員の方が、土日祝日の部活動に一日勤務してもたった二千七百円しかもらえないんですってよ。しかも、これ三時間以上従事した場合で、交通費込み込みです。ほぼボランティア活動じゃないかという金額です。しかも、この二千七百円さえも廃止の流れになっている。教員を土日の部活顧問から解放しようという流れになっているようなんですけれども、ほとんどの教員は、顧問続けてほしいという校長先生や、あるいは生徒や保護者からの圧力に結局負けてしまいます。
 学校の先生にも家庭があり、自分の子供がいる。でも、無限に時間を取られている。土日の顧問や夜の残業、休憩時間だってない。先生こうおっしゃっていました。私たちも人間です、人間らしい暮らしをさせてほしい。とんでもない叫びだと思います。
 総務省の大臣とされましても、教員の働き方を把握されて、仕組みをちゃんとつくって、別枠で、別枠で予算確保してください。お願いいたします。
 大臣、先生たちのブラック労働のしわ寄せは、そのまま子供たちにも降りかかっています。子供たちに向けたブラック校則、肥大化しています。私は、世間でよく言われているブラック校則、いわゆる人権侵害校則、私自身はカルト校則と呼んでいますが、これら理不尽な校則を廃止しようという活動を八年以上続けてきました。私の元には、日々、児童生徒からの膨大な量の人権侵害校則について悲痛な叫びの声が届いています。今日も来ていました。
 現在、日本の多くの学校には、徹底した管理と画一化を目的とした生徒への人権侵害校則、本当に多く存在しています。これは単なる教育上の指導規範を超え、児童生徒の基本的人権を侵害する性格を持つ、異常で愚劣極まりないものなんです。学校の校則は、一見ささいな服装や生活指導のように思えるかもしれませんが、学校からの一方的な自由の制限が絶対服従の価値観をたたき込みます。
 これは現役の学校の先生が複数、奥田に言った言葉ですが、社会に出たら理不尽だらけなんやから、言わばこの校則というのは親心なんよ、理不尽でも何でも諦めて従わぬといかぬのと言うんです。つまり、理不尽な指示にも疑問を抱かず、従順であることを当然だとする非民主的な価値観を、生徒だけでなく先生にも植え付けています。
 これを象徴する具体的な例として、奥田のところに来た例を紹介します。DMを紹介します。全国で七五%以上、小中高の体育館で冷暖房完備されていません。体育館が寒いときに体温調節するためにコートを着たけど、着たいけど、コート着用は校則で禁止されているから脱げと言われ、がたがたがたがた震えながら体育館で集会を受ける。これっておかしくないですか。
 また別の例です。指定された通学靴は白のみという公立の中学校。間違えて別の靴を履いて登校したら、学校に入れてもらえず別室軟禁。校則違反と連絡を受けた親は、仕事中にもかかわらず家に戻り、指定靴を持っていったところ、親子でどなられ、次に白以外の靴を履いてきたらペンキで白くするからなと言われた。とんでもない、異常じゃないですか。
 この異常な指導が教育なんだと教員も親も思い込み、子供に押し付けていく。これ、本当に異常としか言えないんです。このようなかぎ括弧付きの教育の在り方、まさにブラック労働と言われる理不尽な過酷労働の温床になっているんです。社会に出ても、仕方がないと言って諦めて、長時間労働や不当な指示に疑問を持たず、声を上げられない大人になってしまう。その結果、日本社会全体が過労死やサービス残業といった奴隷労働という人権侵害労働から抜け出せなくなっています。つまり、国民の生命や心身の健康に直結する非常に重大な問題なんです。
 文科省の資料を見ると、令和五年度の教職員、精神疾患による休職者数は七千百十九人、過去最多。また、小学校の教員で、定年以外の理由で七千二十四人も辞めている。これもここ十年で最悪。学校の中で子供たちの心や体を守る立場の先生たちが、先生たち自身の心や体が危険的な状況に置かれているのはこのデータを見ても明らかです。こんな状況で、学校の先生になる人がどんどん減っていくのは当然です。
 大臣、もう一度伺います。教師たちが助けてくれと悲鳴上げています、休ませてくれと言っています。先生たちの限界、とっくに超えている。うつや自死、先生殺しているの誰なんでしょう。この処遇改善、もっとスピード感を持って進めていただきたいんです。別枠で先生たちへの給与を上げる、そして人員を増やす。別枠で確保してください。時間がないから、はいかいいえでお答えいただけますでしょうか。

発言情報

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発言者: 奥田ふみよ

speaker_id: 3459

日付: 2025-12-16

院: 参議院

会議名: 総務委員会