長井俊彦の発言 (農林水産委員会)
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○政府参考人(長井俊彦君) お答えいたします。
和牛肉は、長年の家畜改良や飼養管理技術の向上などによって裏打ちされたものでありまして、世界に追随を許さないほどのブランドを築き上げており、引き続き輸出の強化に取り組んでいく方針でございます。
昨年の輸出額の実績といたしましても、過去最高の六百四十八億円となっておりまして、また、二〇二五年の一月から十月の輸出額はアメリカ、EU、アジア、イスラム諸国向けなど様々な国・地域向けの輸出が全体的に伸びておりまして、昨年を上回る水準で推移をしてきております。
一方で、牛肉輸出の更なる拡大に当たりましては、輸出解禁国を更に増やすなどの輸出先の多角化、労働力が不足する中でアジアを中心に輸出先から求められる多様化、複雑化するカットオーダーへの対応、アメリカやEUなどにおきまして和牛肉の認知度の高い地域での更なる商流拡大や、一方で認知度の低い地域での新規商流の構築などの課題があると承知しております。
このため、農林水産省といたしましては、引き続き輸出各国の多角化のための未解禁国・地域との協議につきまして関係府省と連携しながら取り組むとともに、各地の食肉輸出事業者を核とした産地ごとのコンソーシアムによる輸出の対応強化、省力化に対する対応や、輸出相手国による規制への対応、和牛肉の認知度向上等に向けましたオールジャパンによるプロモーションなどを支援いたしまして、官民一体となって輸出の一層の拡大に向けて取り組んでまいりたいと考えております。