山口靖の発言 (農林水産委員会)

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○政府参考人(山口靖君) お答え申し上げます。
 まず、食料安全保障ですが、食料・農業・農村基本法二条一項におきまして、良質な食料が合理的な価格で安定的に供給され、かつ、国民一人一人がこれを入手できる状態という形で定義されてございます。
 その上で、米に限らず食料生産の持続性を確保していくということが大切になってくるわけでありますが、その際、需要がないにもかかわらず、大幅な増産、大幅な生産などを繰り返せば供給が過剰になりまして、マーケットメカニズムで米価を始めとする食料品の価格が生産者の再生産とか再投資が困難な水準まで低下してしまうという懸念があるわけでございます。このため、先ほど来大臣が申し上げているとおり、需要のマーケットの拡大をしていくということが極めて重要な課題であると思っております。
 米についてもそうした考え方の下で、先ほど大臣も申し上げましたが、食料・農業・農村基本計画において、二〇二三年に七百九十一万トンだった生産を二〇三〇年には八百十八万トンにすると。それは、輸出の拡大によってマーケットを拡大して行っていくという計画になっているわけでございます。
 一方、政府の備蓄米の関係でございます。この関係につきましても、食料安全保障の観点から、備蓄水準を計画的に回復することが重要であるというふうに考えております。
 こうした観点を踏まえまして、令和八年産のお米に関しましては、二十一万トンを買い入れる方針を十月三十一日の需給見通しにおいてお示ししたところでございますし、主食用米として売り渡した五十九万トンにつきましても、今後の需給事情を見定めた上で、買戻し、買入れを行うということとしております。
 この需給見通しを十月三十一日に策定したわけでございますが、このときに、余裕を見た生産ということで、七百十一万トンという令和八年産の生産見通しを立てておるところでございますが、これに備蓄米の二十一万トンを足しますと、ここ十年で最高の収量、今、今年出ているわけでございますが、それと同様ぐらいの水準には米の増産がなされるものと考えております。

発言情報

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発言者: 山口靖

speaker_id: 31023

日付: 2025-11-20

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会