赤松健の発言 (文教科学委員会)

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○赤松健君 ありがとうございます。
 続きまして、AIと知的財産権の問題に関してお伺いします。
 生成AIと知的財産権の問題に関しては、現在においても日々、生成AIの進化とともに問題が起こり続けておりまして、まさに収束のめどが立たない状況と認識しております。AI学習元の権利者がAI開発者に対して訴訟を提起するという事例も世界各地で見られておりまして、日本にも新聞社が生成AI事業者に対して訴訟を提起したという報道も目にするところです。
 さらに、最近ではオープンAIの例の動画生成AIサービスであるSora2が日本のアニメやゲームのキャラクターに酷似した動画の生成が可能であるということが大きな話題を呼びまして、十月十日には内閣府特命担当大臣が日本政府の意向として、オープンAI社に対して著作権侵害になるような行為を行わないよう要請したと発表したものと認識しております。
 私は、生成AIの発展自体は阻害されてはならず、生成AIはクリエーティブの現場でも今後有効活用されていくだろうと思っております。ただ一方で、権利者の保護は、まあ私も権利者ですけれども、対策して、これしっかり考えていく必要があると思っています。その一つとして、私は、学習元への、権利者への対価還元策をしっかり検討、実施していくべきだと考えています。そして、具体策を完全に民間に任せるんじゃなくて、国としてもしっかり後押ししていくことが必要だと考えております。
 この対価還元につきましては、政府でも、例えば令和六年三月十五日の文化庁のAIと著作権に関する考え方において、「コンテンツ創作の好循環の実現を考えた場合に、著作権法の枠内にとどまらない議論として、技術面や考え方の整理等を通じて、市場における対価還元を促進することについても検討が必要であると考えられる。」と、これもう明記されている。同年五月の内閣府のAI時代の知的財産権検討会中間とりまとめでも、民間による対価還元の取組事例、これが紹介されております。
 その後、この権利者への対価還元について、政府の取組状況を教えてください。

発言情報

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発言者: 赤松健

speaker_id: 29037

日付: 2025-11-20

院: 参議院

会議名: 文教科学委員会