奥田ふみよの発言 (デジタル社会の形成及び人工知能の活用等に関する特別委員会)

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○奥田ふみよ君 ありがとうございます。
 ところで、デジタル庁、二〇二一年に創設されて、ただいま五年目に入ったところですよね。そもそもデジタル庁って何でできたのというきっかけなんですが、大臣所信でも真っ先に言及していらした、マイナンバーカードありきでつくられた庁ですよね。何か、私は、デジタル庁の生まれ方そのものが間違っているんじゃないのかなと、最近まで一市民だった奥田ふみよは言わざるを得ません。
 といいますのも、初めてデジタル大臣になった河野太郎さん、突然紙の保険証をなくすと言い出して、現行の紙保険証を残す考えは全くないと、全体の奉仕者の立場とは程遠い、権力濫用的な発言をされていました。それにより、紙の保険証で全く困っていない国民から、さらには町のお医者さんたちから、薬局の方たちからも猛抗議ありましたよね。デジタルなのかアナログなのか、それを決めるのは一人一人の個人です。国がごり押ししてデジタル庁までつくって、国民の選択の自由、奪っていいんですか。
 今、四千万人余りの人がこのマイナ保険証を持っていないんですよ。私も持っていません。なぜ作らないのか。はっきり言いますが、政府が信用できないからです。だって、松本大臣のいらっしゃる高市政権、副大臣や政務官に自民党から裏金議員が八人も紛れ込んでいますよ。
 話戻します。河野太郎さんが紙の保険証をなくすと言って強硬発言したために、後に引けなくなって代わりに発行したのが、お手元の資料です、御覧ください。(資料提示)こちら、私と同じく政府が信用できないという仲間の、れいわ新選組、大石あきこ衆議院議員の健康保険証になります。もちろん本人のこれ許諾を得てお示ししておりますが、これは上下ほぼ同じの記載なんですけれども、これ、上が元々の保険証です、下が新しい保険証。一か所のみが変わっているのお分かりですか。この左下に、被保険者証とあるのが、たったの五文字、資格確認書に変わっているだけです。これ、たった五文字しか変わっていないんですよ。あと全く同じ。これで紙の保険証をなくしたと言えるんでしょうか。本当にこれ子供じみたやり方だと私は思います。
 デジタル庁までつくって強制的に紙の保険証からマイナ保険証に変えて、これ一体誰が得したんでしょう。マイナ保険証を読み取る機器を開発した業者ですか、ここから自民党は企業献金でもいただいていたんでしょうか。
 デジタルを進めるのはいいことですが、デジタル庁そのものの生まれが間違っていませんか。大臣所信でもおっしゃっていましたが、誰一人取り残されない、人に優しいデジタル社会の実現をミッションとしていらっしゃるのであれば、マイナ保険証やマイナンバーカードを作った人たちだけの手続がスムーズになるのではなく、アナログを選んだ国民も全て取り残さないでもらっていいですか。誰一人取り残されないという意味で、一旦解体して新しくデジタル庁生まれ変わらせた方がいいんじゃないかと私は思います。
 それでは、本題ですが、主権者教育のために、超アナログ選挙からデジタル選挙への転換について質問と御提案をさせていただきます。
 私は、三年前の参院選は福岡選挙区から出馬、去年の衆院選は地元福岡三区から出馬、そして今年の参院選は全国比例と選挙を経験してきました。言わば、国政選挙をコンプリートしたとも言えると思います。
 そんな中で、これおかしいやろうと思うことたくさんあったんですよ。とにかく選挙ポスター貼りです。選挙のときに、紙に印刷した大量のポスターを人の手により木で作られた掲示板に一枚ずつ貼っていく。選挙区で立候補した人は、何と一万か所に貼らなきゃいけないんです。私の場合は、れいわの支持者の皆さんが百人体制で離島まで行ってくれて、何とかかんとか手作業で貼り終えましたが、風で飛んだらまた貼り直さなきゃいかぬし、こんなアナログの手作業、大量の人とお金がなければ無理です。
 これ、昭和から何も変わっていないんですよ。しかも、この掲示板に五十八億円もの国費を投入しています。デジタル大臣、今のこのデジタルの時代に、このアナログの手作業と莫大な経費を、まさに早急にアナログからデジタルへと変えていかぬと思いませんか。端的に、変える気あるかないかだけでいいので、お願いいたします。

発言情報

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発言者: 奥田ふみよ

speaker_id: 3459

日付: 2025-11-28

院: 参議院

会議名: デジタル社会の形成及び人工知能の活用等に関する特別委員会