木下敏之の発言 (外務委員会)
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○木下委員 お答えありがとうございました。
世界で飢餓に苦しむ人が増大しているという現状で、これから肥料が、供給が不安になっていくということでございますが、ただ、私がいろいろな場所で、今回のイランとアメリカの戦争が世界全体の肥料の供給に大変な影響を与えるんだということを言っても、皆さん、海峡の封鎖が解かれてしまえばそんな問題は解消するのではないですかということをよく言われるわけですね。
ここからまた政府参考人に、外務省にお伺いするわけですが、例えばカタールにあるラスラファンLNGコンプレックス、これが世界最大級のLNG生産拠点でございますが、報道によりますと、三月の十八日にイランのミサイル攻撃を受けまして、大きな被害を受けて、カタールのLNGの輸出能力の一七%が長期的に喪失したと。そして、修復には三年から五年かかるという見通しが報道されております。
それから、これは直接肥料の生産をしているところですが、カタールの肥料会社のメサイード工場、これも報道によると世界最大級の尿素の生産工場だということですが、こちらがやはり三月四日に操業を完全に停止したという報道がなされております。この工場については、被害の程度ですとか、それから修復に要する期間の報道はされておりませんが、海峡が貨物船が通れるようになったからといって、生産設備が傷んでいれば肥料の生産がすぐに戻るわけではないわけなんですね。
それで、ここからは外務省に伺いたいと思うんですが、中東の天然ガスの製造施設ですとか、それから肥料の生産設備、これの被害状況について、外務省は、衛星写真などを使って、そして一緒にプラントの専門家が見ればかなり被害状況が分かるというふうに聞いておりますので、どの程度の被害を受けていて、そして復旧までどの程度の期間が必要なのか、これが今年及び来年の肥料生産に非常に大きな影響があると思っておりますので、それについてはどのように情報を把握されているのかを伺いたいと思います。
事前に、農林省にどの程度把握しているかということを事前レクで聞いたんですが、農林省は衛星写真を見てどうこうということは残念ながらしていなかったので、是非、情報収集にたけていらっしゃる外務省にこれについての情報を伺いたいと思います。