茂木敏充の発言 (外交防衛委員会)
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○国務大臣(茂木敏充君) 若干時間があるようですから、しっかり答弁させていただきたい、こんなふうに思っております。
米国とイランの間で発表されました二週間の停戦合意を踏まえて、この週末、十二日に、米、イランの間で二十一時間に及びまして断続的に協議が行われました。我が国として、この協議、米国とイランが直接向き合うと、これ実に四十九年ぶりのことでありまして、こうした協議が行われたことは評価をいたしております。
その上で、両国の間ではまだ幾つかの点で隔たりがありまして、そのために、今回の協議はまとまりませんでしたが、決して決裂をしたと、決裂をしたという表現はアメリカ側も、そしてイラン側も使っていないと思いますが、決裂したわけではない、このように理解をしております。今、最も重要なことは、今後、ホルムズ海峡の航行の安全確保を含みます事態の鎮静化、これが実際に図られることでありまして、話合いを通じて最終的な合意に至ることを期待をいたしているところであります。
イランの核問題、さらにはホルムズ海峡の取扱い、こういった難しい問題、この間でまだ意見の隔たりがあると、このようにも言われておりまして、ここら辺でどう歩み寄っていくかと、これなかなか難しい問題でもあると考えております。
日本としては、引き続き、関係国、パキスタン、トルコ、エジプト、サウジアラビア、相当、私、各国の外相、この四か国の外相ともそれぞれ会談をしておりますけど、苦労して仲介をすると、特にパキスタンは、最後の最後まで粘り強く、相当苦労してイスラマバードでの協議に結び付けたということでありまして、こういった関係国の仲介努力、これを後押ししつつ、国際社会と緊密に連携しながら、外交努力、粘り強く行っていきたいと思っております。
もちろん、日本としても独自の、何というか、働きかけ、これはこれからも行っていきますけれども、まだ今このプロセスが、仲介国を通じたプロセスが現在進行形でありますから、その中で何か全く新しいことをやるというよりも、このプロセスをしっかり後押しして合意に至るということが今は何よりも大切だと、こんなふうに考えております。