山中泉の発言 (外交防衛委員会)

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山中泉君 大臣、ありがとうございます。非常に力強い言葉だったと思います。
 次に、これも関連するんですけれども、日本人が国際機関でトップを取ること、これそのものも大事なんですが、そのために戦略的に人材を送り育てていくということ、これについてちょっと政府参考人の方にお伺いしたいわけなんですが。
 目時事務局長や大沼理事会議長のように、非常にこの、彼らの経歴見ますと、国内外で長くその分野のエキスパートとして携わってきて、国際機関の実務や意思決定の仕組みを深く熟知している、こういう人材が選ばれていると承知しています。
 また、我が国では、国際機関に若手人材を送る派遣制度、JPOというのがある、これは、若い、早い段階で国際機関へ彼らを送って、将来的に国際機関で活躍して中核を担ってもらいたい、こういうことだと思うんですね。
 そして、先日、私は、これ決算委員会の方なんですが、グローバリズムということで質問させていただきました。簡単に、グローバリズムというのは、世界を一つの共同体、市場、マーケットと見るわけです。そして、国境を取り払ってしまって、人、物、金、情報を地球規模で自由に行き来させるべきだという考えですね。つまり、各国が独自に持つ伝統や文化、言語まで否定していく、あるいは矮小化していく、我々は極めて危険な性格を持つ勢力だというふうに考えています。そして、その主体は、多国籍企業であったり、多くの国際機関であるというのは知られていることです。
 我々参政党は、日本人ファーストを掲げて、反グローバリズムを主張しています。まず、国家として日本国民を最優先に考えることが重要であるという主張です。でありますので、国際機関に関する拠出金や関与の在り方についてもよくよく検証していく必要があって、場合によっては拠出金の見直しも考えるべきではないかと、前回質疑をさせていただきました。
 ただ、私は、一方で、これら国際機関から距離を置いたり撤退するべきだとは考えておりません。日本として国際機関の中でしっかりとプレゼンスを高めて、日本の考え方や価値観を反映させる主体的な関与、国際機関への関与、できるだけ日本の優秀な人材に日本の国益のためにも活躍していただきたいと考えるわけなんですね。
 やはり最も重要なのは、国際的ルールづくりの段階から日本の国益を代弁していただきたい、これこそ非常に重要な外交戦略ではないか。
 特に、国際保健機関、WHOなどの国際機関では、今後も、感染症対策や、デジタル、AI、サイバー、物流などで新しい国際ルール形成が進んでいくと考えられます。つまり、もし日本が強いプレゼンスをWHOで持っていた場合、WHOがつくる新たな感染症対策にも日本の主張を盛り込んだ政策が決定される可能性が高まります。
 ということで、日本として、国際的なプレゼンスや発信力、発言力を維持強化していくために、若く優秀な官僚や専門人材をより戦略的に継続的に国際機関に送り込んでいく、こういう必要があるんじゃないかということで、質問としましては、日本の国際的プレゼンスや国益確保、この点から、国際機関のリーダーを、国際機関へ送るリーダーを、候補ですね、どのように育成していくのか、お伺いいたします。

発言情報

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発言者: 山中泉

日付: 2026-05-28

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会