岩本麻奈の発言 (厚生労働委員会)
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○岩本麻奈君 参政党で医師の岩本です。
今日は、国家のOS、構造について問いを立てたいと思います。
昨年の厚生労働委員会でも、私はカルテの保存期間についてお尋ねしたと思いました。そのときに、答弁の方は慎重な検討にとどまっているということで理解しております。
そこで、改めて伺いたいんですけれども、現在、日本では、医師法に基づき、カルテの保存期限、義務は五年、医療法では更に短く、手術記録や検査記録は二年、保険関連は三年となっております。しかも、これは昭和二十三年、戦後三年目ぐらいの約八十年前に制定されたものでございます。
今の、現代のゲノム医療とか最先端医療、そして現代医療の時間軸と考えても余りにも乖離しているのではないかと思いまして、実際、司法の世界では、DNA鑑定の進歩に合わせて、過去の証拠を長期に保存し再検証する仕組みというのが整えられてきました。一方で、医療は、未来の安全性検証に不可欠なデータを制度上消してしまっている、あるいは医師の良心に任せているというような形になっております。
医学においては、がん、慢性疾患、薬剤の長期安全性、後で述べますがRS母子ワクチン等、あるいは環境要因、PFASなんですね。この辺りは、いずれも十年、二十年という時間軸で初めて見えてくるものでございます。医療DXやEBPMを掲げながら、その前提となるデータが制度上残らない。AI活用のこの時代において、データの蓄積というものはその基盤であると思われます。現場の医師からも、五年では短過ぎるという声は少なくないと聞いております。
そこで大臣に伺います。
これは、カルテは、やはり余りにも保存期間が短過ぎないかと思われるんですが、いかがでしょうか。このカルテの保存期間の延長について、どのようにお考えでしょうか。