かごしま彰宏の発言 (国民生活・経済に関する調査会)
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○かごしま彰宏君 国民民主党・新緑風会のかごしま彰宏です。
本日は、発言の機会を賜りまして、誠にありがとうございます。
これまで十一名の参考人の方にお越しをいただき、人口、経済、地方自治、社会保障などの様々なテーマについて御講義を賜りました。そうした中で私が感じましたこと、簡潔に述べさせていただきます。
これから先の日本経済というものを考えていくときに避けられない問題というのは、日本がどの分野において衰退をしていく見込みであるかといったことだと思います。そうした中、一つは、やはりこの少子高齢化にどう向き合うのか。また、二〇四二年には六十五歳以上人口が比率でほぼピークを迎える年代となります。そうしたときに向けて、果たして今からどのような対策を講じていくべきなのかといった観点からも話を伺っておりました。
初回の調査会でお越しをいただいた参考人の中のお一人、ニッセイ基礎研究所の天野馨南子参考人からは、若年層の結婚に対する価値観が変わっているといった御講義がありました。特に、若年女性においては、自分の仕事を継続できるかどうかというのが結婚に対しての大きな一つの価値判断であるといった話でありました。
そうした中、私の方から、育児というのはやはりコアタイムというものがあります、朝と夕方、子供を学校に連れていく、また、迎えに行って、寝かし付けまでする、この間はどうしても肉体的に体が空きませんので、ここを外して働ける、つまりはフレックスであったりテレワーク、こういったものが重要なのではないかという意見を述べさせていただきました。そのとき参考人からは、それはもちろん大切なことである、一方で、都市、都市部においてはそうした働き方が当たり前になりつつある一方、地方部においてはまだまだそうした働き方が当たり前になっていないといった中で、都市と地方のこの格差、子育てに対する格差というものも改めて感じたところでありました。
私としては、こうした点、まずは目の前に、対処できる問題を一つ一つ丁寧に片付けていく。そのときには、若年層がしっかり結婚ができるような環境を整えていく。その中の一つの手段がテレワークやフレックスであり、そして、そのほかにも、安心して障害児を産み育てられるような環境であったりですとか、結婚した際に様々な支援が自治体から受けられるように、国としていかなる支援をしていくのか、そうした観点からも議論を進めてまいりたいと思います。
また、二点目、これは三点目とも通じる話ではありますが、地方自治であります。
東洋大学の根本祐二参考人からは、地方に拠点を移していくんだと、全国で百か所くらいの拠点をつくって、そこで生活の基盤をつくっていけば地方の衰退というものをある程度コントロールできるだろうといった御意見でありました。
もちろん、こうしたことを考える中で、私として、一か所に機能を集約をさせていく中においては、重複をしているサービスをいかに集約化をしていくのか、あるいは、これまで当たり前だと思っていたサービスの中で何が不必要なのかといったようなことも併せて議論をしていかなければならないというように感じました。
これまでの政治ですと、やはりどういったサービスを付加をしていくのかばかりに目を取られがちではありますけれども、やはりこれだけ規模も小さくなる、人口も減る見込みである中において、何をやめていくのかといったような観点も生活を支える上では大切になってくると思います。ですので、この地方自治、地方をしっかり盛り上げていくためには、どのような形で集約を進めていくのかといった観点が重要なのだろうというふうに感じたところであります。
また、三点目は、国際大学の櫻井美穂子参考人から、地方のDXの話がありました。
参考人からは、アプリなどを通じて日々の生活であったりですとかそういったものをDXで管理をしていくといったものでありましたけれども、こういったテクノロジーをしっかりと導入をしながら地方の生活を利便性を高めていくことは必要不可欠であると認識をしております。
そうした中において、じゃ、これから先、地方が衰退しないようにしていくために必要なテクノロジーとは何なのかといったものを考えていきたいと思っております。
これまでいろんなテクノロジーが登場してまいりました。今は生成AIが主流になっておりますけれども、じゃ、これから先、どのようなテクノロジーが発展をしていって生活の利便性が高まっていくのか、そして、そこに可能な限り予見性を持って投資をしていくことこそが地方の生活を、地方の生活の利便性を高めていくことにもつながると思いますので、今回、最初の調査会の開催ではありましたけれども、来年からの調査会の開催におきましても、引き続き、こうした観点から参考人の皆様のお話をお伺いをしながら議論を深めてまいりたいと思います。
この度は貴重な機会賜りまして、誠にありがとうございました。
以上でございます。