佐藤紳の発言 (内閣委員会)
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○政府参考人(佐藤紳君) お答え申し上げます。
中東情勢を受けて、農業者の皆様に不安があることは農林水産省としてしっかりと受け止めているところであります。現時点で今後の影響について予断を持ってお答えすることは難しいですが、緊張感を持って動向を注視し、安心して農業経営を継続していただけるよう対処してまいります。
まず、御指摘のありました燃料については、政府全体として小売価格を全国平均で、ガソリンは百七十円程度、トラクターに使う軽油は百五十八円程度、ボイラーなどに使う農業用A重油につきましては百三十五円程度に抑制するよう、三月十八日から燃油価格の緊急的な激変緩和措置を講じております。
これに加えまして、経営費に占める燃料費の割合が高い施設園芸、そしてお茶につきましては、農林水産省として燃油価格高騰の影響を緩和するための補填金を交付しているところであります。また、御指摘のありました肥料、農業用ビニール等の農業資材に、生産資材につきましては、この春に使用するものは中東情勢の影響が生じる前に既にほとんどの農業者が調達済みと考えておりますが、今後の供給動向などを丁寧に確認してまいりたいと考えております。
なお、燃油や農業用ビニールなどにつきましては、一部供給に偏りや流通の目詰まりが生じていることから、三月三十一日に相談窓口を農水本省及び地方農政局等に設置し、調達にお困りの情報提供を受けた場合には、単に供給不足に係る情報を経済産業省につないで終わるということではなく、例えば、当省におきまして需要側の事情を伺い、具体的な情報を基に経済産業省とも連携をし、具体的な流通の目詰まり事案を解消するなど、円滑な供給が行われるよう全力を尽くしているところであります。
農水省では、引き続き農業者の皆様の経営に影響が生じないよう農業団体とも連携をしてしっかりと対処してまいりたい、このように考えております。