伊藤孝恵の発言 (文教科学委員会)
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○伊藤孝恵君 昨日、我々理事は理事懇を開いております。その中で、教員でもあった下野委員の方から、今回、この松本文科大臣の下で、重要な法案なので我々は審議を進めると、それも含めて我々に責任の一端があると、そういうふうに、かみしめるように職責の重さをおっしゃった。それは私は非常に印象的でございます。
政治評論家の森田実氏の二〇二〇年の御著書、「志帥会の挑戦」には、五ページにわたって大臣の人物評がございます。松本は、既成概念にとらわれず、ごく普通の市民の感覚、庶民感情を誰よりも理解することができるというふうに記されております。
さらに、自民党の二〇一四年の機関誌「りぶる」も拝読をいたしました。大臣が政治家として信条を語っておられます。国民の当たり前感覚を大事にすることがモットーです、民主党政権が招いた政治不信の元凶は、本来国民のために働くべきはずの政治家が違うところに向かったところにありますというふうに記されておりました。
大臣の当たり前感覚、庶民感覚、そういったものを、今、青少年健全育成を掲げる文部科学省のトップとして、いま一度再定義をされ、法案審議に臨んでいただきたいというふうに思います。
我々は審議に応じます。ここは参議院です。熟議の府、再考の府。こういった、過去、先人たちが、衆議院のカーボンコピーとやゆされた、そんなことはないと言って、与野党これは垣根を越えて参議院の矜持というのを見出してきたし、それらが試されるこの審議の過程だと思っておりますので、審議拒否はいたしません。ただし、大臣が先ほど述べられたことと異なるようなことが、今議事録に、未来永劫残る議事録に記されておりますので、それと異なるような事実が出てきた際にはしかるべき対応を取らせていただくことを申し上げ、法案の質疑に移らせていただきたいというふうに思います。
今日の私の最大の質問の目的、附則第五条関係について詳細を伺うことです。
この私立を含む高校無償化、子供たちの学びやをどのように変えるのか、はたまた変えないのか。大臣、この三年以内の検討規定を置いておられますが、まず、何を評価軸として定量、定性のトレースをしていくのか。次に、誰が主体者となってそれを評価していくのか、調査していくのか。それから、どんなスケジュールでそれらを成し得ていくのか、教えてください。