中条きよしの発言 (文教科学委員会)

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中条きよし君 日本維新の会の中条きよしでございます。
 これまでも、委員会の場で、自分の経験なども踏まえながら、文化や芸能をどのように守っていくのかという観点から質問をさせていただきました。また、著作権法については四月の委員会でも質問をさせていただきました。今回法案が提出されたことについては、本当に関係者の皆様の御尽力に心から感謝を申し上げます。
 さて、今回の法案では、レコード演奏・伝達権の創設により、その最前線で音楽に命を吹き込み、作品を心に届けている実演家やレコード製作者に対する対価の還元が実現しようとしています。これまで十分に届きにくかった実演家たちに対する対価が還元され、安心して表現に向き合える環境ができることは、日本の文化産業の未来にとって大きな希望になります。
 一方で、音楽を流して世の中に届けてくれている店舗などの利用者の皆さんも、音楽、文化を共に育む大切なパートナーです。今回の法案は、利用者に新しい負担をお願いすることになるため、現場の理解を得ることが重要です。
 実演家たちに正当な対価を届けること、そして同時に、利用者の皆さんがこれなら応援したいと心から納得できる透明で思いやりのあるルールを作ること、この二つの車輪が回って初めてこの新しい制度は機能します。関係者の心意気だけで回していた時代は終わろうとしています。今回の新しい権利の創設がすばらしい第一歩となることを心から応援しております。どうか、日本の音楽や文化を支える実演家たちと、それを楽しむ社会全体の未来を大事にしていただきたいと思います。
 その上で、幾つか法案について質問をさせていただきます。
 まずは、店舗などの利用者への周知、普及啓発について伺います。
 制度の定着には利用者側の理解が不可欠ですが、著作権の仕組みは非常に複雑です。なぜ演奏家やレコード製作者への対価の還元が必要かという制度の本質を御理解いただくことが重要ではないでしょうか。
 また、最近、個人向けの音楽配信サービスをそのままお店のBGMとして流してしまうケースが増えているようですが、もうこれは悪気がなくて、個人で料金を払っているからお店で流しても問題ないと誤解してしまっている場合もあるように思います。
 そこで、伺います。
 政府は、店舗における音楽の利用の実態や店舗側の認識についての課題をどのように認識しているんでしょうか。あわせて、新制度の開始に向けての具体的な対策や啓発をどう進めるおつもりでしょうか。御説明をお願い申し上げます。

発言情報

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発言者: 中条きよし

日付: 2026-06-16

院: 参議院

会議名: 文教科学委員会